2019年09月21日

機械の霊・4

『Lord of the Elements』(Bastiaan Baan著)から。

この本の中で、ウルスラ・ブルクハルトの『Karlik』で書かれている、機械の霊に遭遇した話が引用されている。

ウルスラがラジオ局のスタジオで、機械の中に閉じ込められた元素霊に似た存在を知覚した話だが、さらにそこから、テクノロジーの霊的存在についてのシュタイナーの見解が紹介されている。

テクノロジーにおいて活動している存在は、生と死において活動している存在と同じだ。人間が死に、物質体という莢が破壊されるとき、そこには破壊的な元素霊が働いている。
これらの元素霊は、テクノロジーの世界ともつながっていて、彼らは、その働きが物理的な世界を破壊することを必要としているという。
シュタイナーは衝撃的な結論を引き出している。

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「…その性質上、今日私たちが持つような文明は、物理的な世界で人類の幸福に役立つことはできません。それは人間の福利を破壊するだけです。

生と死の霊は、もちろんアーリマン(※)の使者です。
文明が衰退していくと、ポスト・アトランティス第五期以降、アーリマンの使者が生と死を制御するという要素が再び入り込まなければならず、破局が引き起こされる可能性があります。

人間はこれらの力を自分自身で使わなければなりません。
アーリマンの使者たちは、文明の次の一歩につながる破壊をもたらすことを必要としています。」

(※ アーリマン:人間を霊的世界から遠ざけて物質界のみに結びつけようとする悪の働き。唯物論の悪魔と呼ばれる。)
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そしてBastiaan Baanはこのように言う。
…この点から、破壊力よりもさらに高い領域があるのを知ることができる。テクノロジーの領域の上に、世界の進化を導く霊的な存在たちがいる。

その存在は、アーリマン的力をしだいに私たちの外的な文化と結びつく機会を与える。新しい霊的な発展のために、最終的にそれらが破壊されるように。
そして、これらの上には、創造の担い手である「すべての主」(旧約聖書では彼を主の主と呼んでいる)が立っている。


夢の中で未来のビジョンを認識した人物がいるという。
彼は混雑した都会のイメージを見た。雲から火が地球に流れ込み、しだいに全世界を覆っていった。

にもかかわらず彼は、この破壊のイメージに恐怖を感じなかった。
渦巻く雲の上には、すべてを導き制御する大きな天使のような姿があった。滅びるすべてのものの上に、私たちを未来へと導き続けている世界がある....


破壊をもたらすテクノロジーの領域の上、恐怖よりも上に、さらに高い世界と存在たちがいる。
人間がテクノロジーの力を自分自身で使うためには、それより上の世界を認識し、そこに立つ必要があるのだろう。

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夢の話が出てくるが、全人類に関わるようなビジョンでないかぎり、他人が見た夢の話ほどつまらないものはないということは承知の上で....
今朝不思議な夢を見たので、とりあえずこれも書いておきたくなった。

ある部屋があり、奥の一段高くなったところには、雅子皇后と美智子上皇后が....
そこへ、ツバメほどの大きさの白い小鳥が飛び込んできた。
伝説の鳳凰を小さくしたような姿で、頭や尾の飾り羽は透きとおって虹色を帯び、全体に細かい光の粒をまとったように輝いていた。
なんて美しい鳥だろう!と思い、「この鳥はなんでしょうか」と尋ねたところで目が覚めた。


手塚治虫の「火の鳥」は鳳凰のような姿だったし、今日の火の滅びの話ともどこかリンクする気がしたので....
    
posted by Sachiko at 22:19 | Comment(0) | 妖精
2019年09月19日

山の初雪

大雪山系で初雪...というニュースに、わ〜雪だ♪と思ったのだが....山の「初雪」と「初冠雪」は違うということを初めて知った。

雪が降っただけだと初雪で、山頂に雪が積もっているのが気象観測所から目視できると初冠雪なのだそうだ。

平地では、まだ夏日に近い日もありそうだし、初雪が降るのは早くても一か月以上先だ。

今年の初雪はどんなふうにやってくるだろう。
雨が、見ているうちに雪に変わっていくこともあるし、ある朝窓の外を見ると一面真っ白になっていることもある。

早朝雪が積もっているときは、なぜか外を見る前からわかる。独特の静けさが漂っているせいか、目が覚めた瞬間に確かな雪の気配がするのだ。

雪の話は、全国的にはまだまったく場違いだろうけれど....
それでも雪とか氷点下という言葉を聞くと、早くもクリスマスのことを思ったりして内心ワクワクしてしまう^^ゞ

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今日の虹はダブルレインボー(外虹が見えるかな?)

rainbow1.jpg
  
posted by Sachiko at 22:17 | Comment(2) | 季節・行事
2019年09月18日

サルビア・アズレア

澄んだスカイブルーのサルビア・アズレア。この花も秋遅くまで咲く。

azurea.jpg

耐寒性が強く−20度まで耐える。以前植えていたものはかなりの大株になっていたのだが、どうやら間違えて掘り起こしてしまったようで、去年は姿を見られなかった。

それで今年の春にまた新しい苗を植えた。やはり秋にこの花がないと寂しい。
アズレア、パテンス、コバルトセージ....
秋に咲くサルビアたちの、少しずつ色味の違う青が美しい。

この青い色は、とっておくことができない。
どんな植物も草木染の材料になるけれど、花と同じ色は出ないし、色の堅牢度が弱くすぐに退色してしまう。

藍、茜、蘇芳など、昔から染料として使われている植物は堅牢度において別格なのだが、少しずつ褪せて色合いが変わっていくのもまた自然な味わいだ。

青い花と言えばツユクサの青も美しいが、繁殖力が強すぎて雑草扱いになっている。ツユクサの仲間から取れる青い染料は、水で簡単に落ちるので友禅染の下描きに使われる。
やはり、とっておくことのできない青だ。

写真を撮っても、それは実物ではない。自然は動き、変化する。美は今だけ目の前にあって、やがて移ろい、消えていく。
とっておくことのできない美に、むしろ安らいだ永遠を感じる。

サルビア・アズレアはとても背が高くなり、大株になると花の少ない季節には存在感がある。
ほとんど雪が降る頃まで咲き続けるので、冬囲いのときにまだ花をつけている茎を刈り込むのは少々心苦しい。
  
posted by Sachiko at 22:36 | Comment(0) |
2019年09月17日

ばらの名前

四季咲きのイングリッシュローズは、秋遅くまで咲き続ける。
オールドローズの血を引くふんわりした姿は、他の草花ともよく調和し、ナチュラルガーデンに植えても違和感がない。

rose2.jpg

「いつか本に、ばらはたとえほかのどんな名前でもおなじように匂うと書いてあったけれど、あたしどうしても信じられないの。もしばらが、あざみとかキャベツなんていう名前だったら、あんなにすてきだとは思われないわ」(『赤毛のアン』より)


こんなことを言われているキャベツだけれど、意外にもその姿はばらに似ていたりする...かも?
これは結球し始めた紫キャベツ。

cabbage.jpg

ばらに似た形は、植物界のいろいろなところに隠れている。
螺旋形に巻いていくのは、植物の成長プロセスにおける基本形のひとつで、星の動きと関係がある。
それをもっとも美しく表現しているのが、ばらということだろうか。
  
posted by Sachiko at 21:52 | Comment(2) | 自然