2019年01月06日

エピファニー

1月6日はエピファニー、この日をもって、クリスマスの12日は終わる。

この日は三賢王の日(東方の三人の賢者が星に導かれてイエスのもとにやってきて贈りものをした日)でもあるのだが、エピファニーの元の意味は洗礼で、ヨルダン川でバプテスマのヨハネから洗礼を受けることによって、ナザレのイエスの中にキリストが降臨した日だ。

東方教会では元々この日がクリスマスとされていたが、今は世界標準に合わせているらしい。

ナザレのイエスが誕生したのが12月25日で、イエスの中にキリストが誕生したのが1月6日。聖12夜は、このプロセスをたどって祝福する意味があるという。

クリスマスツリーを片付けるのもこの日で、6日を過ぎても飾っておくのはよくないというが、地域によっては、2月2日のキャンドルマスまで飾っておくところもあるようだ。

日本の松の内も、通例1月7日までだけれど、地域によって15日までのところもある。
こうした言い伝えも、民族を超えて似通ったところがあるものだ。

ということで、我が家のクリスマスツリーも今日片づけて、長いクリスマスシーズンは終わった。

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オマケ
6日午前中の部分日食による、三日月形の虹♪

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posted by Sachiko at 20:47 | Comment(2) | クリスマス
2018年12月25日

聖なる十二夜

巷ではクリスマスが終わった気分になる25日。
今日から聖十二夜が始まる。

クリスマスから1月6日のエピファニー(公現祭とか顕現日などと訳される)までの十二夜は、次の年の12か月に対応していると言われる。
25日は翌年1月、26日は2月…というふうに。

クリスマスの光が、来るべき12か月を照らし祝福する。
聖十二夜を神聖な気持ちで過ごすことができれば、翌年は平穏無事...ということではなく、たとえ何かが起きてもそれを乗り越える力が与えられるという。

シェイクスピアの「十二夜」は、かつては華やかだったらしいエピファニーのお祝いに上演するためのものだったとかで、内容は特に聖十二夜とは関係がない(面白い喜劇ではある)。

十二夜の期間は特に深い霊性とつながれる時期で、特別な夢を見ることも多いという話は、日本の「初夢」の話とも関係がありそうだ。

クリスマスツリーは1月6日まで飾っておき、6日じゅうに片づけなくてはいけない。これも、「松の内」の期間と重なるようで、古い時代にはどの民族も、この時期の特別な意味を感じ取っていたのだろうか。

聖十二夜に起こること、思うことなどが翌年を創造するとしたら、この期間は心してすごさなくては...と、毎年思っているが、日本の年末の慌ただしさに巻き込まれずにいるのはなかなか難しい。
 
posted by Sachiko at 21:33 | Comment(2) | クリスマス
2018年12月23日

第4アドベント−地球の決意−

第4アドベント、
宇宙に、ついに人間界が現れる。

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先の3つの世界が、人間が生まれるための準備を整えてくれたのだ。
「クリスマスの秘密」(ハンス=ヴェルナー・シュレーダー著)から、地球の決意の話をひとつ。

「…クリスマスのこの時期、どんなことがあっても人類と歩もうという、地球のかつての決意がふたたび浮かび上がってくるのです...」

地球という偉大な存在は、かつて遥かな過去に、人類が自由になるために、過ち、間違い、愚かさといったすべてを体験することができる場を与えることを引きうけた。

人類が馬鹿なことをし、環境を破壊することも知っていてなお、その運命を最後まで担っていく決意をした.....という話。

地球は、地球の魂の中にこの決意を思い出す。
そしてクリスマスの時期には天界への窓が開き、天使たちの9つの位階を貫いて、地球から光が昇っていく。
クリスマスツリーは、天と地をつなぐこの光の象徴でもあるという。

現代にアドベントを祝う意味は、動物、植物、鉱物という地球上の存在たち、地球、宇宙との、新たなかかわり方を見出すことなのではないかと思う。

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posted by Sachiko at 21:47 | Comment(2) | クリスマス
2018年12月16日

第3アドベント

アドベント3週目、
宇宙には動物界が現れる。

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祭壇には、動物質のものを置く。
これは羊毛で作った羊で、他には鳥の羽根などを置いていく。

天使はずっと、背後で見守っている。

今年は第4アドベントが短いので、ほとんどこれが最後の週だ。アドベントという、クリスマスを待つための期間は楽しい。

何でも簡単便利、時短、という時代には、待つという楽しみは少なくなったけれど、確実にやってくるものを、準備をととのえて待つ時間、それもまた拡大された祝祭なのだと思う。

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posted by Sachiko at 22:27 | Comment(2) | クリスマス
2018年12月12日

ヘクセンハウス

今年も作った、ヘクセンハウス(英語圏では、ジンジャーブレッドハウス)。

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ヘクセンハウス=魔女の家、あの「ヘンゼルとグレーテル」に出てくるお菓子の家だ。

童話のお菓子の家が元になったとか、逆に、お菓子の家のほうが先にあって、童話のもとになったとか、諸説あってはっきりしたことはわからない。

「ヘンゼルとグレーテル」は冬の話ではないので、なぜこれがクリスマスの定番なのか...
冬至にジンジャーなどスパイスを食べる習慣があったとかで、やっぱり童話よりお菓子のほうが先だったのかもしれない。

私はジンジャーがすこし苦手なので、たっぷりのシナモン、オールスパイス、カルダモンを少しと、今年はココアベースにしてみた。

私が最初にこの習慣を知ったのはずいぶん昔、クリスマスについて書かれた本の中で紹介されていた。
そこではフィンランドの家庭で作られたものが幾つか載っていて、フィンランドではこのお菓子の家のことを“ピパルカックタロ”というそうだ。

幼い頃、童話みたいなお菓子の家があったらな♪と想像した、楽しいお菓子の家。最近では手作り用のキットも売られている。
クリスマス市場のお菓子屋さんにも、たくさんのヘクセンハウスが並んでいた。
 
posted by Sachiko at 22:14 | Comment(4) | クリスマス