2021年07月24日

満月と土星接近

久しぶりの星ネタ。
今夜南東の空で、みずがめ座にいる満月と土星が接近しているのが見られる。
(図は22時頃の空)

fullmoon.gif

近くには明るい木星もある。
南南西の空にはサソリ座のアンタレス。

宮澤賢治の“星めぐりの歌”には、♪あかいめだまのさそり〜♪と歌われているが、アンタレスはさそりの目ではなく心臓の位置にある。

♪ひろげたわしのつばさ〜♪
満月の真上のほうには、わし座のアルタイル。こと座のベガはほとんど天頂にある。

今日は23時頃南中する夏の大三角形は、けっこう遅い時期まで見ることができる。オリオンが昇ってくる季節にもまだ西空に見えているのだ。

ちなみに星めぐりの歌が出てくるのは「双子の星」で、これも好きな作品だ。
  
posted by Sachiko at 15:23 | Comment(0) | 宇宙
2020年12月21日

木星と土星大接近

日没後の南西の空に、木星と土星がほとんどくっついた位置に見える。低緯度地方ほど見られる時間が長い。
(※これは昨日見た星の位置。今日は月が左に離れ、土星がもう少し木星の右側に来ているはず。)

mokudo.gif

木星と土星のコンジャンクションは約400年ぶりだ。
でもその時は太陽に近すぎて観測できなかったらしいので、観測できるのは約800年ぶりということになる。

今年の天体の動きはかなりすごいと言われていたが、これはそのハイライトだ。

最接近は冬至の今日だったけれど、こちらは曇っていたので、昨日見ることができてよかった。
明日も十分見頃なので、天気がよければまだチャンスはある。

それも見逃したら、次は2080年。それまで生きている可能性のある人は、まだチャンスがある.....
  
posted by Sachiko at 21:51 | Comment(0) | 宇宙
2020年09月06日

月と火星

今夜は月齢18の月と火星が並んで見える。
(図は午後10時現在の位置)
・・このように見えるはずだったのに...曇ってしまった。

moonmars.gif

満月を過ぎて欠けていく月は、どこか仄暗い気分がつきまとう。
そして、地球に接近してきている火星は明るさを増している。

これより少し前の午後8時頃は快晴だった。
木星を見ようと外に出て、天頂のベガを眺めたあと、木星に視線を戻すと......

木星から少し離れた右側に、突如1等級の明るい金色の星が...!
この位置にそんな星はないはずだ、これは何?と、見ているうちに星はゆっくりと暗くなり、消えてしまった。

飛行機か、人工衛星か....?
もう少し複雑な動きでもしてくれたら、ついに私にもUFOが見えるようになったか!と思えたものを。
結局あの星は何だったのか...たぶん飛行機というのが妥当なところなのだろう。

火星に話を戻せば、今年は2年に一度の火星接近の年だ。
最接近は1か月後の10月6日だが、今もすでにかなり明るく見えている。
  
posted by Sachiko at 22:01 | Comment(0) | 宇宙
2020年08月19日

金星とオリオン

夜明け前の東の空に、金星とオリオンが並んでいる。

venusorion.gif

周りには、豪華な1等星の数々。南の空の高いところには火星。カペラはほとんど天頂に近い。

今日の札幌は、何と34℃!
酷暑の中で、夜明け前には冬の星座が姿を現す。
文字通りの綺羅星たちに囲まれて、ひときわ明るい金星は女王のようだ。

惑星は動いていくけれど、あと一週間くらいは、1等星に囲まれた位置で金星を見ることができる。
   
posted by Sachiko at 21:59 | Comment(6) | 宇宙
2020年07月28日

ネオワイズ彗星

今月前半は、ネオワイズ彗星がかなり明るく見えていたはずなのだが、曇りの日が多く見ることができなかった。

10日ほど前だったか、夜まで晴れていた日があったので外に出て見た。まだ3等級の明るさを保っているはずだった。

が、やはり都会の夜は明るすぎる。
しかも最近、近くの街灯が全部、ギラギラするLEDに替えられてしまった。

3等級なら何とか見えるだろうかと目を凝らして見た。
北斗七星のひしゃく型の下方だ。
彗星は普通の恒星と違ってぼんやりとぼやけた姿で見えるのだが、この空の状態では普通の星もぼんやりとしか見えない。

位置を定めて、そのあたりにかすかに見える幾つかの星たちを目で追って行った。特定できないけれど、この中のどれか一つがそうかもしれない....

後日、私が見たのと同じ日に札幌郊外で撮影された彗星の画像をネット上で見つけた。やはり北斗七星のひしゃくの真下だった。

今は、位置的には見やすい高さにあるが、もう肉眼で見える明るさではなくなっている。

たくさんの星たちの中のどれかひとつ....
こんな話がどこかにあったな、と思った。

「・・・きみは、ぼくの星を、星のうちの、どれか一つだと思ってながめるからね。すると、きみは、どの星も、ながめるのがすきになるよ・・」

『星の王子さま』より。
この本を手に取ったのは何年ぶりだろう。何年どころではないかもしれない。
このまま読みふけってしまいそうになったので、栞代わりに幻の星をそっと挟んで本を閉じた。
  
posted by Sachiko at 22:08 | Comment(2) | 宇宙