2020年09月06日

月と火星

今夜は月齢18の月と火星が並んで見える。
(図は午後10時現在の位置)
・・このように見えるはずだったのに...曇ってしまった。

moonmars.gif

満月を過ぎて欠けていく月は、どこか仄暗い気分がつきまとう。
そして、地球に接近してきている火星は明るさを増している。

これより少し前の午後8時頃は快晴だった。
木星を見ようと外に出て、天頂のベガを眺めたあと、木星に視線を戻すと......

木星から少し離れた右側に、突如1等級の明るい金色の星が...!
この位置にそんな星はないはずだ、これは何?と、見ているうちに星はゆっくりと暗くなり、消えてしまった。

飛行機か、人工衛星か....?
もう少し複雑な動きでもしてくれたら、ついに私にもUFOが見えるようになったか!と思えたものを。
結局あの星は何だったのか...たぶん飛行機というのが妥当なところなのだろう。

火星に話を戻せば、今年は2年に一度の火星接近の年だ。
最接近は1か月後の10月6日だが、今もすでにかなり明るく見えている。
  
posted by Sachiko at 22:01 | Comment(0) | 宇宙
2020年08月19日

金星とオリオン

夜明け前の東の空に、金星とオリオンが並んでいる。

venusorion.gif

周りには、豪華な1等星の数々。南の空の高いところには火星。カペラはほとんど天頂に近い。

今日の札幌は、何と34℃!
酷暑の中で、夜明け前には冬の星座が姿を現す。
文字通りの綺羅星たちに囲まれて、ひときわ明るい金星は女王のようだ。

惑星は動いていくけれど、あと一週間くらいは、1等星に囲まれた位置で金星を見ることができる。
   
posted by Sachiko at 21:59 | Comment(6) | 宇宙
2020年07月28日

ネオワイズ彗星

今月前半は、ネオワイズ彗星がかなり明るく見えていたはずなのだが、曇りの日が多く見ることができなかった。

10日ほど前だったか、夜まで晴れていた日があったので外に出て見た。まだ3等級の明るさを保っているはずだった。

が、やはり都会の夜は明るすぎる。
しかも最近、近くの街灯が全部、ギラギラするLEDに替えられてしまった。

3等級なら何とか見えるだろうかと目を凝らして見た。
北斗七星のひしゃく型の下方だ。
彗星は普通の恒星と違ってぼんやりとぼやけた姿で見えるのだが、この空の状態では普通の星もぼんやりとしか見えない。

位置を定めて、そのあたりにかすかに見える幾つかの星たちを目で追って行った。特定できないけれど、この中のどれか一つがそうかもしれない....

後日、私が見たのと同じ日に札幌郊外で撮影された彗星の画像をネット上で見つけた。やはり北斗七星のひしゃくの真下だった。

今は、位置的には見やすい高さにあるが、もう肉眼で見える明るさではなくなっている。

たくさんの星たちの中のどれかひとつ....
こんな話がどこかにあったな、と思った。

「・・・きみは、ぼくの星を、星のうちの、どれか一つだと思ってながめるからね。すると、きみは、どの星も、ながめるのがすきになるよ・・」

『星の王子さま』より。
この本を手に取ったのは何年ぶりだろう。何年どころではないかもしれない。
このまま読みふけってしまいそうになったので、栞代わりに幻の星をそっと挟んで本を閉じた。
  
posted by Sachiko at 22:08 | Comment(2) | 宇宙
2020年07月20日

すべての惑星が...

明日から一週間ほどのあいだ、夜明け前の空にすべての惑星が並ぶ。

zenwakusei.gif

全部が見えるのは、午前3時から3時30分くらいまでのわずかな時間だ(※これは札幌の場合。他の地方では多少時間帯や位置がずれる)。
準惑星に降格されてしまった冥王星も、土星と木星の間くらいの位置にいる。

と言っても天王星、海王星、冥王星は肉眼では見えない。
(天王星と海王星は、双眼鏡や望遠鏡があれば見える)
水星と木星は地平線すれすれのところにいるので、これもよほど空の開けたところでなければ見るのは難しい。

実際に見るのが難しくても、この時期、惑星たちがこんな並び方をしていることを知ると、何か不思議な気分になる。

私はホロスコープには詳しくないけれど、このわずかな時間帯に生まれる子どもは、どんな運命を持っているのだろう?などと思う。
新しい時代に向けて、特別な使命でも携えて来るのだろうか。
  
posted by Sachiko at 21:54 | Comment(2) | 宇宙
2020年07月06日

月と木星と土星

今日は月と土星が接近し、木星も並んでいる。

jsm.gif

昨日は満月と木星が接近し、横に土星も並んでいた。
昨日は前回に続いて半影月食だったが、日本からは見えなかった。

mjs.gif

旧暦で暮らしていた時代には、ひと月は新月から始まるのだから、その日の月のフェイズを知らない人はいなかった。

月や星を見ずに暮らすと、人から何かが去っていくような気がする。

月も星も、草木も他の生きものも、意識しなければ去っていく。
それは“わたし”と世界が分かれていくことだ。

世界はこんなに満ちているのだから、美しいものたちが待つ世界に、もうそろそろ帰ろう。
  
posted by Sachiko at 22:14 | Comment(0) | 宇宙