2018年06月26日

アポテカリ―ローズ

原種のバラのひとつ、ロサ・ガリカという種類は、古代から薬用として用いられていたそうだ。

アポテカリ―ローズ(薬局のバラ)と呼ばれるガリカ種の苗を手に入れたのは何年前だったか...去年あたりから、やっとたくさん花をつけるようになった。

原種らしく、細い棘がいっぱいなので気をつけなくてはいけない。
花も棘の感じも、ハマナスに似ている。ハマナスはガリカ種ではないけれど、やはり昔は薬用に使われていたという。
ハマナスは、アイヌ民族と薬草について書かれた本にも載っていた。花ではなく根を煎じて飲んでいたようだ。

きれいなピンクの花は、とてもいい香りがする。
私は、花びらをドライにしたものをバスポプリとして使っている。

このアポテカリ―ローズという名前、ドイツの街角で多く目についたApotheke(薬局)の看板を思い出す。遠い昔の話だけれど...

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posted by Sachiko at 21:36 | Comment(2) | ハーブ
2018年06月22日

パセリ、セージ、ローズマリー&タイム

パセリ、セージ、ローズマリーにタイム♪
何年も鉢に植えっぱなしだったローズマリーは、今年花が咲いた。パセリも越冬パセリだし、このセージは何年経つだろう...

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マザーグースの歌にある、こんなフレーズ...


 僕に作ってくれるかい 麻のシャツ
 パセリ、セージ、ローズマリーにタイム

 縫い目や針の跡もなく
 そうしたら君は 僕のまことの恋人


元は、妖精の騎士が人間の娘に無理難題をふっかけるという古い伝説で、いくつかのバリエーションがあるらしい。

マザーグースを最初に知ったのは、これも中学生の頃だったか、父が持っていた何かの雑誌に、幾つかの断片が載っていたのだ。


 僕は小さな栗の木をもっていた
 実はひとつもならなかったけど
 銀のナツメグと 金の梨がなった


それまで知らなかったとても不思議で魅力的な世界を見た気がして、不思議が大好きな私はその後しばらくハマっていた。

パセリ、セージ、ローズマリーにタイム、というフレーズも、古くからある市場のハーブ売りの呼び声だそうだけれど、妖精や魔物に対する魔除けの呪文という説もある。
ハーブの持つ独特の香りや薬効は、それ自体が魔力と言えそうだ。
夏至の時期は、ハーブが最も香り高いという。
      
posted by Sachiko at 21:52 | Comment(2) | ハーブ