2022年03月05日

春の嵐

天気予報では、土日にかけて大荒れになると言っていた。
午前中は強い風が吹いていたが、午後には風が止んで少し雪が降り、今は晴れている。

最後の猛吹雪かと期待した春の嵐はどこへ行った?

昨日の時点で積雪1メートル。雪のない地方から見ると、春どころか真冬に見えることだろう。
遅れていた除排雪車がやっと来て、うず高い雪の壁を削って行った。

最高気温がプラスになると、もうダウンジャケットは暑苦しい。
昔から、女性の服装が冬服から春服に変わる時期は東京も札幌も同じだと言われているが、気温から言えば札幌のほうが早いかも?と思う。

以前はよく、3月にモコモコに着ぶくれて街を歩いている観光客を見かけたけれど、昨今の騒動と、私が街に出なくなったので、今も見られるのかどうかわからない。

もう一度くらい吹雪を見たかったけれど、春の嵐はもう来ないかもしれない。気温が高いので雪もきれいな結晶にならず、窓ガラスに触れると融けてしまう。

来週以降も最高気温は3〜5度と高く(これは高いのだ!)、季節は確実に春に向かう。
ひな祭りも過ぎて、家はイースターモードになっている。

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posted by Sachiko at 22:52 | Comment(0) | 季節・行事
2021年10月18日

紅葉と初冠雪

昨日は初冠雪のニュースがあり、窓から見える山はうっすら白くなっていた。もうそんな季節なのか....と思う。

一気に秋が深まっていくようで、木の葉が日々色を変えていくのを見るのも楽しい。

先日、雪虫がとてもたくさん飛んでいた。平地での初雪はいつになるだろう。

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自然界は美しく、人間はその美を愛でる。
そのとき、宇宙の深遠と繋がる。

美は宇宙のイデアであり、あちらとこちらを繋ぐ橋なのだ。

今日美しく色づいた一枚の葉っぱを見た、そのことは実は、それだけでこの人生に意味があった、と言えるほどの驚異ではないのだろうか。

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posted by Sachiko at 22:13 | Comment(2) | 季節・行事
2021年08月28日

ほおずきを摘む

毎年こぼれ種で生えているほおずき、今年は色づくのが早く、もうすっかり赤くなっている。

刈り取って家に入れると、気分が一気に秋めいてきた。

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今日は気温が30度に達したのに、やはりもう夏の光ではない。
季節感は必ずしも気温によるものではないようだ。

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ふだんはあまり使わない和テイストの小物も、秋には似合う気がする。

あたり一面に聞こえる、涼し気な虫の音の心地よさ。
西洋人はこの音がノイズに聞こえるというのはほんとうだろうか。

幸いにして秋のある地域の中でも、小さなモミジやイチョウなど、日本の秋はことさらに繊細で美しいと思える。
  
posted by Sachiko at 21:45 | Comment(0) | 季節・行事
2021年08月10日

突然、秋

当地では、秋の最初の一日を掴まえることができる。

たいていは空の色や空気の感触が、ある日はっきりと変わるのでわかる。
今年は、いきなり気温が10度も下がり、今日の最高気温は18度。

ありえないほどの暑さが続いて雨が降らず、ここも砂漠化の予兆か、などと思っていた。

今年のような夏が続くなら、やがては雨季と乾季しかない熱帯のようになってしまうのではないかと危惧したけれど、今日は雨。
まとまった雨が降るのは40日ぶりということだった。

すっかり萎れていたほおずきも元気になった。
目立たずにいた緑色の実が、色づいて存在を告げはじめる。

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繁みのなかから涼し気な虫の音が聞こえる。ここにはまだ秋があるのだと安堵する。
秋という季節は貴重で大切だ。

去年からは巷の騒動で夏まつりや花火大会のような公の季節行事もなくなってしまったので、なんだかメリハリがない。
今年はもう夏は戻らないだろうか。
  
posted by Sachiko at 22:36 | Comment(0) | 季節・行事
2021年08月06日

夏の遊び

夏休みだというのに、外で遊んでいる子どもたちを見かけなくなって久しい。
かつて七夕やお盆には、夜に子どもたちが浴衣を着て集まり、花火をするのが定番だった。

あまりに当たり前の習慣だったので、ことさら「七夕だから今夜集まろうね」と言わなくても、みんな集まって来た。
大人たちも外に出てきて涼みながら、子どもたちが遊んだり花火をしているのを見ていた。


「お化け大会」というのもあった。
暗い路地を通り抜ける途中、白い薄布をかぶったお化けが潜んでいて脅かしたり、どこかの家でもらってきたコンニャクの切れ端で背首を撫でるなど、中身は単純なものだった。

あらかじめオバケや人魂の絵を描いた入場券を配っておき(入場券作りは私の役目だった)、入口で半券をちぎったり、いちばん怖がった子には賞状を出したり、そこそこ凝ってもいた。

これは上の世代の子どもたちが始めたもので、その後私たちが受け継いだ。でもその後は続かなかったように思う。

都心に近い場所だったので、急速に都市化が拡大して住宅自体が減ってしまい、小さな子供のいる世代はもう住まなくなっていった。

やがてマンション街になってからはまた若い世代が戻ってきたらしいが、マンションに暮らす子どもたちの遊びの様子はすっかり違ってしまったことだろう。

暮らしと結びついた季節の遊びは、文化そのものだった。
北海道では月遅れで、明日8月7日が七夕。
  
posted by Sachiko at 21:00 | Comment(0) | 季節・行事