2018年10月30日

ジョン・エヴァレット・ミレイ

ラファエル前派の主要メンバーのひとり、ジョン・エヴァレット・ミレイ。
バルビゾン派のミレーと区別するためか、“ミレイ”と表記されることが多い。

ラファエル前派の画家は好んでオフェーリアを描いているが、中でもよく知られているのがこのオフェーリアだ。

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私が好きなのはこの絵。可愛い。
〈木こりの娘〉
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〈盲目の少女〉
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ラファエル前派は、絵画史的に見れば主幹ではなく枝なのかもしれない。でも美しい巨樹を幹と枝に分けてどうする。これは特別に美しい枝で、私は好きだ。
 
posted by Sachiko at 21:24 | Comment(2) | アート
2018年10月27日

アーサー・ヒューズ

アーサー・ヒューズ(1832―1915)
ラファエル前派の画家とされているが、正式なメンバーではなかったようだ。

ジョージ・マクドナルドと親交があり、多くの作品で挿絵を描いている。「お姫さまとゴブリンの物語」も、岩波版の表紙は竹宮惠子さんが描いているけれど、中身の挿絵はアーサー・ヒューズによるものだ。

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「北風のうしろの国」も、古いハヤカワ版のものは、挿絵だけでなく表紙もアーサー・ヒューズの絵が使われている。(この物語の中身についてはまた別の機会に)

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以下、いくつかの作品。

代表作と言われる〈4月の恋〉。私もこれが一番好きだ。

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〈受胎告知〉

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〈オフェーリア〉

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アーサー・ヒューズは、穏やかで幸せな家庭を愛したシャイな人だったという。マクドナルドが描く、女神のような神秘的な女性性にも、共感が深かったのかもしれない。
 
posted by Sachiko at 22:37 | Comment(2) | アート
2018年06月12日

エロール・ル・カイン

エロール・ル・カインの絵本たち。
これはアートのカテゴリに入れよう。

ヨーロッパとアジアの血が入り、シンガポールで生まれ、インドで育った彼の、絵もまさにそのようで、世界中の美しいものが入り混じった不思議な魅力だ。

純粋に「美しい絵」を存分に味わえる世界なので、説明はいらない。

残念ながら40代で亡くなってしまったけれど、今もファンが多く、グリム童話などの古典を中心に、版を重ねている絵本がたくさんあり、書店で手に取ることもできると思う。

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posted by Sachiko at 22:28 | Comment(0) | アート
2018年05月17日

ヒュラスとニンフたち

ジョン・ウィリアム・ウォーターハウスの「ヒュラスとニンフたち」

この絵のことを知ったのは、ルーシー・M・ボストンの
「リビイが見た木の妖精」(原題:NOTHING SAID)という
短編の中だった。

少女リビイは、学期休みを過ごすことになった田園の家で、
壁にかかっていたこの絵を気に入った。
家主のジューリアさんが、絵はギリシャ神話を題材にした
ものだと話して聞かせる。

 ヒュラスという少年が遠くの泉に水くみにやってくる。
 水底にいたニンフたちは、少年の美しい顔を見て
 彼を自分たちのものにしたくなり、
 水面に上がってきて彼を囲み、その心を誘う。
 ヒュラスがかがんで水に近づくと、ニンフたちは、
 ヒュラスを水の中に引きこんでしまった....

私が物語を読んだ時には、この絵のことを知らず、想像する
だけだったが、しばらくして書店でウォーターハウスの画集を見つけた。
ラファエル前派の画家で、神話などを題材にした美しい絵を多く描いている。

どんな絵かわかったので、物語の情景もリアリティを増した。
「リビイ…」の物語の田園地方は、この世界と他の世界との壁が
とても薄くなっている場所のように見える。
田園の自然と、少女のやわらかな感性と、木の妖精と....

しばらくのあいだ、この本だけを読んでいたいと思ったほど
美しい物語だったが、更に驚いたのは別のことだった.....(続く

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posted by Sachiko at 22:15 | Comment(0) | アート