2020年08月27日

フタスジチョウ

今年の新顔、フタスジチョウ。

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日本には幾つかの亜種があり、これは正確に言えばフタスジチョウ北海道亜種だ。

フタスジチョウは北海道全域と、本州では高地でしか見られないそうで、いくつかの県ではすでに絶滅危惧種になっているという。

美しいものが次々と絶滅の危機....いったい人間は何をやっているのだろう。

発生の最盛期は6〜7月らしいが、すでに8月下旬。
夏の終わりのフタスジチョウ、小さな庭にようこそ♪

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〈月と樹のしらべ〉 https://fairyhillart.net

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posted by Sachiko at 21:12 | Comment(2) | 自然
2020年08月11日

ルリシジミ

数年ぶりに見たルリシジミ。
表翅はきれいな水色なのだが、裏はこのように白っぽい。
小型の蝶は動きが素早く、うまく写真を撮れなかった。

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青い蝶といえば、南米のモルフォが代表格だ。モルフォのような華やかさはないけれど、この小さなルリシジミはいかにも清楚で美しい。

青い生きものは少ない。
以前、山林に近い場所で、青いグラデーションの小さなトカゲを見たことがある。調べたら、ニホントカゲの子どもは尻尾が青いそうだ。

一面の青があるところには神の力が働いているという。
その一片のように青い色を与えられている生きものは、地球生物界において、人の知らない密かな使命を持っているのではなかろうか、などと思う。
それが何か、背後にいるディーバたちは知っているのだろう.....
   
posted by Sachiko at 21:56 | Comment(2) | 自然
2020年08月07日

今年も帰ってきたウラギンスジヒョウモン

今年は稀少種の蝶を見かけないと思っていたら、いた!
今年も帰ってきてくれた、ウラギンスジヒョウモン。
この蝶はエキナセアが好きらしい。

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絶滅危惧II類、危うい存在でありながら、こうして毎年小さな庭に来てくれる。
この小さな生き物たちは、美しい自然界のために完全にその役割を果たしている。

一方、美しい自然界のためには、美しさを感じる意識が必要で、それは人間の役割だ。
人間もまた役割を果たしていれば、彼らは絶滅の危機に瀕することはなかったものを。

古来、蝶は魂のシンボルでもある。
蝶が絶滅していくということは、人間の魂の一部が少しずつ失われていくことのような気がするのだ。
  
posted by Sachiko at 21:13 | Comment(2) | 自然
2020年07月12日

夏の森

森はどの季節も美しいけれど、緑の濃い夏の森は、ことのほか森らしく見える。

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木々が放つ香りと、湿った土の香り、水の音、鳥たちの声....
遠くまで行かなくても、都心からほど近い別世界。

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オオウバユリがつぼみをつけていた。
そういえばオオウバユリの花はめったに見たことがない。
いつも、気がつけば莢がはじけて枯れた後なのだ。

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オオウバユリはアイヌ語でトゥレプと言い、根から取ったデンプンはお腹の薬として用いられたそうだ。
都市に囲まれた小さな森ではなく、どこもかしこも森だった頃のこと....
  
posted by Sachiko at 22:14 | Comment(2) | 自然
2020年07月10日

一枚の葉

あちこちに蒔いたナスタチウムの種は、今年はかなりの率で発芽した。
その中に、双葉にならず1枚だけの葉っぱで芽を出したものがあった。

ダイコンやカブの種でもたまにそういうことがあるが、すぐに間引いてしまうので、そのまま育つとどうなるのかを観察したことはなかった。

ナスタチウムの姿は.....

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双葉になりそこなった最初の葉がひたすら大きくなっていくだけで、次の葉っぱは出ない....

他の株はもうこんなに繁っているのに....

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なんだか衝撃的だ。

『・・植物は子葉の両翼の直接下から若い芽を出し、これらの最初の結節から完全な枝を発達させる』(ゲーテ形態学論集・植物篇より)

双葉は、対になった両翼でなければ結節を作ることができない。最初に現れる双葉というもののはたらきをあらためて思った

それにしてもこのナスタチウムはどうなってしまうのだろう...
  
posted by Sachiko at 22:18 | Comment(2) | 自然