今日は夕方に一時かなり激しく雪が降った。

これは数日前の姿。

もう地温も気温も高くなっているので、すぐに消えてしまう淡雪だ。
4月の雪は珍しくはない。
昔はもっと冬が長かったので、子供の頃は、新学期が始まった後に吹雪になることもあった。
この冬の記録的な大雪でてっぺんまで埋まってしまったライラックは、大きな枝が何本も折れていた。
まだ埋まっているバラはどうなっていることか。
雪の山が日々少しずつ小さくなっていく様子は、毎年繰り返される春らしい光景だ。
最後の一握りの雪が消えていくときにはいつも、見えない存在がそっと別れを告げてどこかの世界に去っていくのを感じる。
うちの近所のスノードロップは
雪のかたまりがあってまだです。
いまの時期 目に見える世界は
美しいのに 不思議と
さみしい気分になります。
まだ大地の影響が強いので、
イースター前に咲く花は下を向いているのだとか。
目に見える自然界の力と、見えない世界の力が
拮抗している季節なのでしょうね。