
最近手に入れた『A Dictionary of PLANT LORE(植物伝承辞典・オックスフォード大学出版局刊)』という本では、ライラックについて、「花の咲いたライラックを屋内に持ち込むと不幸をもたらすと広く信じられていた」とある。
イギリス各地で採取された幾つかのエピソードが載っているが、なぜそう言い伝えられているのか、大元のところはよくわからない。
病人にとっては香りが強すぎるとか、ミツバチはライラックを好まないとか、ライラックの花が咲いている時期に仔牛を買ってはいけない、などという話もある。
家に持ち込んではいけない花としては、先日書いたサンザシやスノードロップがある。
いずれも、イギリスの一部の地方での言い伝えらしい。
一方で、庭にライラックがあるのは幸せな家庭のしるし、という説もある。これを採用することにしよう。
ところでこの本は古本で購入したので、あちこちに小さな書き込みがあり、中表紙には日付とともに、From mum and dad と書かれている。
元の持ち主は両親からのプレゼントを売ったようだ....(~_~;
大爆笑!
5月はどうも
風の吹く日が多いようで
昨日もその風にのって
ライラックの花の香りを
運んできてくれました。
これは5月のとっておきの幸せです♪
贈ったパパとママは知る由もなし^^;
初夏のライラックの香りは、北の街ならではの幸せですね。
かと
つい笑ってしまいましたが
やむにやまれぬ事情で
手放したのだとしたら
笑えませんね。
でも
長い旅の末に
Sachikoさんの本棚に
たどり着き
安堵していることでしょう。
不思議な感じです。
モノにも縁というものがあるのでしょうね。