2021年01月30日

芽吹くいのち

ウルスラ・ブルクハルト「Elementarwesen - Bild und Wirklichkeit(元素霊 ― イメージと現実)」より。

各章のあいだの短い詩から、今日は妖精たちの詩をひとつ。

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  芽吹くいのち

 芽吹くいのち
 花々や木々の中で
 秘められた夢のように
 妖精たちが織る

 不思議な響き
 囁き ざわめき
 すべて混ざりあって
 妖精たちが歌う

 植物の上に
 象られる雨
 ヴェールをなびかせ
 妖精たちが踊る

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最高気温が0度近くまで上がったので、今日の吹雪は湿り雪だった。
大地は雪に覆われて、妖精たちは地上の活動から退いている。

昆虫たちも眠っている。
雪にすっかり覆われた場所は、0度以下にはならない。
雪の下の落ち葉の中や、木の隙間に潜り込んで越冬するのだ。

知ってはいても、春一番に飛び立つ蝶を見ると、どうやって冬を越したのかと毎年思う。

あんなに小さな生きものが、−10度以下や吹雪にも耐えて春を迎えられるのは、妖精たちがそばにいて守っているからだ。
花のエルフたちにとって、昆虫は大切な存在だから。

気がつけばもうすぐ立春。
今年の立春は2月3日で、例年より1日早い。
  
posted by Sachiko at 21:44 | Comment(0) | ウルスラ・ブルクハルト
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