(図は午後10時現在の位置)
・・このように見えるはずだったのに...曇ってしまった。

満月を過ぎて欠けていく月は、どこか仄暗い気分がつきまとう。
そして、地球に接近してきている火星は明るさを増している。
これより少し前の午後8時頃は快晴だった。
木星を見ようと外に出て、天頂のベガを眺めたあと、木星に視線を戻すと......
木星から少し離れた右側に、突如1等級の明るい金色の星が...!
この位置にそんな星はないはずだ、これは何?と、見ているうちに星はゆっくりと暗くなり、消えてしまった。
飛行機か、人工衛星か....?
もう少し複雑な動きでもしてくれたら、ついに私にもUFOが見えるようになったか!と思えたものを。
結局あの星は何だったのか...たぶん飛行機というのが妥当なところなのだろう。
火星に話を戻せば、今年は2年に一度の火星接近の年だ。
最接近は1か月後の10月6日だが、今もすでにかなり明るく見えている。