2020年04月29日

はじまりの場所

今年1月、フィンドホーンの創設メンバーの中でただひとり健在だったドロシー・マクレーンが100歳の誕生日を迎えたことを書いたが、彼女はこの3月に天に帰ったそうだ。

フィンドホーンは、クルーニーとパークの2つのエリアに分かれている。どちらが好きかは人によって分かれる。
クルーニーが好きな私は、あまりパークのことを書いてこなかったけれど、もちろんパークにも重要な場所がたくさんある。

創設メンバーたちが住んでいたトレーラーハウスも、美しい庭の中で保存されている。

trailerhouse.jpg

アイリーンを通して降りてくるガイダンスに従ってメンバーが行きついた先は、荒れた砂地でのトレーラー暮らしだった。

にもかかわらずガイダンスは、やがてこの地に大勢の人々がやってきて、愛による共同体を形成するだろうと告げていた。
フィンドホーンの創設は不思議な話に満ちている。

共同体が大きくなった後も、アイリーン・キャディは創設者として尊敬され大切にされていたが、カリスマ教祖のような立場になることはなかった。

ピラミッドの頂点に立って君臨するようなリーダーを置かないのが、フィンドホーンの方針なのだ。
新しい文明は、そのようになるだろう。ピラミッド型組織はもう要らない。

円環上の任意のどの点もその時々の起点になり得るように、誰もがリーダーであり、誰もリーダーではない。そして文字通りの円の中心(コンパスの針が置かれる位置)は、人間が立つ場所ではない気がする。

そこはアイリーンがガイダンスを受けた神(この名に抵抗があれば、宇宙でも何でも)や、ドロシーがコンタクトした自然のディーバたちなど、それなくしては人間であることが成り立たない、大いなるものの場所なのだと思う。
  
posted by Sachiko at 22:54 | Comment(0) | フィンドホーン
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