2020年04月16日

姿を変える地の精

『ZWERGE, GNOME UND FANTOME』(アニー・ヘルディング著)より。

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これらのコーボルトたちの奇妙な点は、ヒキガエルを激しく嫌い恐れて、できるだけ避けようとすることです。
その生き物は、まるで催眠術にかけるかのように彼らを見つめて釘付けにします。
それは、コーボルトたち自身がヒキガエルのように見えはじめるほどです。

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地の小人(この本ではコーボルトと書かれている)がカエルになってしまうという話は、どこかで聞いたことがある気がした。
探してみると、シュタイナーの「天使たち 妖精たち」の中に、似た話があった。

『・・・土は、グノーム(Gnomeのドイツ語読み)たちに、絶えざる危険をもたらします。
大地は絶えず、グノームたちに両棲類、特に蛙の姿を取らせる恐れがあるのです。
・・・
彼らはいつも、蛙の姿にならないように、あまりに強く土と密着するのを避けようとしています。
・・・
土、湿気元素のなかに、彼らは滞在します。そこでは、彼らは絶えず、両棲類の姿に変化する恐れにさらされています。』

こうしたグノームたちの土への反感が、植物を発芽させ、土から離れて上に生長させる力になっているという。

シュタイナーによれば、このように地の精グノームは蛙(両棲類)に、水の精ウンディーネは魚に、空気の精シルフは鳥に、火の精サラマンダーは昆虫に、それぞれ深く結びついている。

自然界の生きものたち、そして植物のいとなみの背後にある自然霊たちのはたらきは、唯物論科学の目から見ればおとぎ話としか思えないだろう。

けれど生命(エーテル)界すら認めない唯物論科学は、植物が発芽して上に伸びる力のことを、いまだ正確には説明できずにいるのではないかと思う。

アニー・ヘルディングの記述のように、自然霊たちを知覚することのできる人々は、やはり同じようなものを見ているのだ。
  
posted by Sachiko at 22:35 | Comment(0) | 妖精
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