
天気予報で早朝晴れることを確かめ、この星たちを見るために5時前に起きた。空が開けた場所なら、地平線上に水星も見えるはずだ。
ここにはいない金星は、今は宵の明星として、西空に夜9時過ぎまで見えている。
今月11日以降、惑星たちはまたすべて順行している。
星たちはみなそれぞれに、“何か”ではなく“誰か”なのだということが、この時代、いっそうはっきりと響いてくる。
そして明日は春分、また大きな節目だ。
気がつけばもう、最低気温もプラスになっていて、雪が消えた場所には新しい芽が出ている。
芽吹きの春、植物が発芽する力には、火星のはたらきが関わっているという。