2019年12月26日

オラフ・アステソンの夢の歌

去年も書いたが、12聖夜は、翌年の12か月と対応している。
25日は翌年の1月、26日は2月...というふうに。
12聖夜の過ごし方は次の1年の予見になり、この期間に見る夢には注意をはらう必要がある。


古ノルウェー語で書かれた古い伝承による「オラフ・アステソンの夢の歌」は、19世紀半ばにノルウェー南部テレマルク地方の谷で、地元の語り部から聞いて書き留められたものだという。

オラフ・アステソンという若者が、クリスマスイブから13日間眠り続け、その間に見た夢の驚くべき内容が記されている。
彼は13日の眠りの中で死後の領域におもむき、死後の人間が受けなければならない苦悩のプロセスを見た。
長い詩なので、今日は少しだけ紹介する。

 ここへ来て耳を傾けよ 私の歌を聞け
 驚嘆すべき若者の歌を
 私はオラフ・アステソンを歌う
 幾多の日々を眠り続けた者 その真実の歌を
 そうだ それはオラフ・アステソン
 長い眠りについていた者

 クリスマスイブに彼は身を横たえ
 何も知らず長いあいだ眠った
 人々が教会に向かう13日目まで
 彼は目覚めなかった
 そうだ それはオラフ・アステソン
 長い眠りについていた者

 彼が横たわったのは聖なる夜
 見るもの聞くものが驚きだった
 そして13日目まで目覚めなかった
 眠たげな鳥どもがざわめき立つ時まで
 そうだ それはオラフ・アステソン
 長い眠りについていた者
 ・
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シュタイナーは、ノルウェーのような辺境の地では、古い霊視能力が他の地域よりも後の時代まで残っていたと言っている。
オラフ・アステソンは人間存在の秘密の深淵を体験し、霊的に強められて、自分の責任を引きうける用意ができたと感じた。

このことはすべての人間に当てはまり、現代の人々にとっても、クリスマスとエピファニーの間の聖夜を特別な仕方で過ごすことで、新しい年をより意識的に迎えることができるという。

例えばテーマを決めてこの時期を過ごすことは、翌年1年間のテーマの雛型となる。
巷の喧噪から少し離れて、自分のテーマが次の1年間にどう展開していくのかを体験するために、12夜ノートを作ってみることも興味深い。

今日は新月で、部分日食もあった。今年の12夜にはやはり何か特別感がある。大切な時期でありながら、毎年結局お正月モードに飲み込まれてしまうので、自戒をこめて.....
  
posted by Sachiko at 22:27 | Comment(0) | クリスマス
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