2019年08月05日

帰ってきたウラギンスジヒョウモン

絶滅危惧U類のウラギンスジヒョウモンのことを書いたのは、ちょうど一年前だった。
少し前からつがいで飛んでいるのを見かけていたのだが、やっと写真を撮れた。

uragin2.jpg

今年も来るだろうかと待っていたので嬉しい♪あれから無事に次世代につなぐことができたのだ。

昨日のアネモネのディーバの言葉のとおりだ。
はかなく消え去ってしまうように見えても、翌年また戻ってくる。

植物だけでなく、蝶の背後にもディーバがいるはずだ。物質界での蝶の命は短いけれど、見えない力に守られて冬を超え、また夏に羽化して飛び立つ。
絶対の信頼のもとに、安心してこの自然界の環を廻るのだろう。

人間もあまりに心配事に満ちた複雑な生き方をやめて、永遠の相に根差す彼らの輪舞に加わってはどうか....帰って来た蝶を見て、そんな思いが浮かぶ。
  
posted by Sachiko at 22:17 | Comment(2) | 自然
この記事へのコメント
直線的に
ひたすら
前進する
時間

から降りて

円環する
優雅な
時間

の流れに。



今朝
ベランダに
ひと粒の黄色い
ナナカマドの実が・・。

小鳥さんからの
夏見舞い
でせうか。

Posted by しゅてるん at 2019年08月06日 10:17
美しいものがいっぱいの
めぐる季節の環。
直線を猛スピードで突き進む時間は、
美など見ずに通り過ぎてしまうらしい...
気がつけば日が短くなり、
花が終わって実の季節ですね。
Posted by Sachiko at 2019年08月06日 21:00
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