2019年08月02日

ウンディーネの嘆き

いつ終わるのかわからない暑さが続いている。
何とかパソコンの調子が戻ったので、今日は短い詩をひとつだけ。

ウルスラ・ブルクハルトの著書「Elementarwesen−Bild und Wirklichkeit(元素霊―イメージと現実)」では、章のあいだに精霊たちの詩が書かれている。
その中のひとつ、暑い日はやはり水の精の歌がいいと思う。


ウンディーネの嘆き

神はなぜわたしを このように創られたのか
わたしの生は 神のどのような思いなのか

けものはけものとなり 人は人になりゆく
わたしは そのふたつのあいだの生きもの

ゆえにわたしは ただ安らぎと幸福を追いもとめる
止むことのない 波や風のように

ひとりでわたしは 苦しみを負わねばならない
砕け散る波は あざけり笑う

 人でもなく
 魚でもない
 それがおまえ

 留まり
 離れ去り
 ここにはなく
 あちらにもない
 それが安らぎ
 
posted by Sachiko at 22:01 | Comment(0) | 妖精
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