2019年04月07日

内と外のバランス

ウルスラ・ブルクハルト「Karlik−Encounters with Elemental Beings」から。

元素霊たちの素晴らしく魅惑的な世界が明らかになるにつれて、ウルスラは、そうしたことに興味のない人々のあいだで孤独を感じるようになっていった。

そして見えない世界の存在たちとますます深く関わっていくと、「飛ぶ」ことができた。身体をこの世界に置いたまま、そこから霊的な世界へ飛んだのだ。
それは危険を伴うもので、若者が薬物によって行う「トリップ」に似ていた。

ある本に、盲目であることはドラッグのような作用をし得るという記述があるそうで、ウルスラはそれを的確なコメントと言っている。
外界が見えないことも作用して、その頃の彼女は完全に内向きになり、バランスが崩れてしまったのだ。

ウルスラは、そのトリップのあいだ、妖精やエルフたちの世界にすっかり魅了されていたようだ。そして、「飛ぶ」ことによって心がどこかへ行って病気になるところだったが、元素霊たちの世界から、助けがやってきた....


内界と外界のバランス....
外界を見る視覚が使えないことによって起こり得ることは、一般にはわかりにくい。
暗闇体験のワークショップというものもあるらしい。それによって通常の意識とは違う気づきが起こるのだろうか。

個人的には、以前森の中の小屋で完全な暗闇を体験したことを思いだす。そう長い時間ではなかったが、混乱した。
その時の私には妖精の世界などは見えず、パニックになりかけただけだったが、たしかにバランスを失ったのだと思う。


ウルスラのところへやってきた助けは、〈根の精〉だった。(この訳語が適切かどうか....元はroot-manという)
続きは明日....
 
posted by Sachiko at 22:17 | Comment(2) | ウルスラ・ブルクハルト
この記事へのコメント
すべての感覚を遮断
されると
宇宙飛行士に選ばれた
ような屈強の人であっても
確か10分くらいしか
耐えることが
できないそうです。

そして
自分の体を叩き
はじめるそうです。

外界からの刺激を
感覚することで
わたしたちは自身の
存在を安定させる
のでしょうね。



Posted by しゅてるん at 2019年04月08日 07:29
感覚がないと、外界を知覚できなくなる...
暗闇の中で、肉体がなくなったような感じになったことを
思いだします。触覚は、外界とのつながりを取り戻してくれますね。
Posted by Sachiko at 2019年04月08日 23:04
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