2019年03月18日

カムイ

カムイは、神威。この当て字は見事だ。
カムイは一神教の神のイメージではなく、さまざまな自然現象、不思議な力、動物霊や、樹木霊...
カムイのはたらきには、善いものも魔的なものもある。

つまりあらゆるものの背後の霊性、ということだ。
古い時代、あらゆる民族が持っていたはずの、自然と万物への畏敬。

カムイワッカ(神の水)
この言葉の響きが好きだったけれど、これには漢字は当てられていない。
カムイワッカ川は知床にあり、温泉が川に流れ込んでいる。

ワッカ(Wakka)の響きからは、英語のWaterとかドイツ語のWasserなどを連想してしまう(直接関係はないと思う)。

カムイコタンは、神の住まうところ。地名としての神居古潭は少し字が違うが、これはこれで意味的には近い。

このところ、フィンドホーンのことなど、いろいろ自然霊の話をしてきたが、アイヌ民族の霊性は最も身近にあるものだった。
身近なはずだが、同時に遠い。ほとんど失われかけているからだ。

カムイと呼ぼうが他の名前で呼ぼうが、自然界の背後の霊性を忘れたまま、人間の未来はありえない。
もうほんとうに、思いださなくてはいけない。
 
posted by Sachiko at 22:14 | Comment(2) | 北海道
この記事へのコメント
あらゆるものの背後の霊性
自然と万物への畏敬

いやもうほんとに
こういうことですよね!

なのに

ゲノム編集
した食品を
場合によっては
届出せずに
販売できる
ことになったようで

いやもうほんとに
ことばを失います。

以前
アイヌの方と
日本語の歌詞を
アイヌ語に翻訳した
のですが

アイヌ語には

だったか
幸せ
だったか
(大事なところを
 忘れかけてる^^;)
という言葉に相当する
言葉がなく
翻訳作業難航・・。

なぜなら
それは
あたりまえのこと(状態)
だからだそうです。
Posted by しゅてるん at 2019年03月19日 07:39
愛や幸せはあたりまえ....
ムーミンファミリーのようですね。
「ムーミンの家族はいたって自然なかたちでしあわせなので、
自分たちがしあわせだということさえ知らない」
自然や、すべてとつながっているときの境地ですね。
Posted by Sachiko at 2019年03月19日 21:07
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