2019年03月16日

廃駅

道東の3つの駅、、花咲線の初田牛(はったうし)、根室線の尺別(しゃくべつ)、直別(ちょくべつ)が3月15日で廃止になった。

この路線は、子どもの頃に何度か通ったことがある。
最後に通ったのもずいぶん昔で、友人が一時根室に住んでいたのだ。

「はったうし」の前後の駅が、「べっとが」と「あっとこ」だ。

「あっとこ」は厚床、「べっとが」の字が思いだせない。
「別」と「賀」はわかる。「と」は何だったろう....30分くらい経って、不意に浮かんできた。
そうだ、「別当賀」だ!ふつうに読むと「べっとうが」になってしまうが、これで「べっとが」と読む。

ニュースでは、地元で生まれ育った人が、昔はこのあたりに家がたくさんあり、店もあったのに....と言っていた。今は、線路の上をエゾシカが走っているそうだ。

周りには何もない。雪原と林が拡がっている。
東京のような超過密地帯もあるのに、一方ではほとんど人の住んでいない土地もある。

でも少なくとも、自然の精霊たちの数はこちらのほうが圧倒的に多いはずだ。
北海道の自然が優しいのはアイヌ民族のおかげだという。アイヌの人たちが自然霊を敬いながら共に暮らしていたからだ。

でもそうした過去の遺産も尽きてきたのではないかと、近年の台風や地震などを見て思う。
自然霊たちは、人間がいなければ生き生きと活動できるというわけではない。彼らの友となる人間の意識を必要としているのだ。

意識を向けることが、自然霊たちを力づける。
わずかに残る人々も、シカもキツネも自然霊も、元気でいておくれ...と、廃駅のニュースから思う。
 
posted by Sachiko at 21:38 | Comment(2) | 北海道
この記事へのコメント
意識を向けたところに
エネルギーが集まる。
これはたぶん
人間独自の能力。

今は
おかね
とか
おかね
とか
おかね
とか

意識が向けられ
すぎていますね。

おかねにならないものは
うちすてられていく。

駅の名前もまた
忘れ去られて
いくのでしょうか。

べっとが
どこのくにの
地名かと思う
不思議な響きです。
Posted by しゅてるん at 2019年03月17日 07:02
意識の質や周波数、それがエネルギーそのものなのですね。
おかねとか、ビジネスとか、利益とか、勝ち残りとか....
それらはとても狭いシステムの枠組みの中にあり、
生命や、精神や、宇宙の大部分は、締め出されてしまいそうです。
不思議な響き、という美しいものも、打ち捨てられてしまうでしょうか....
Posted by Sachiko at 2019年03月17日 22:01
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