
白い小さな花が咲き、その後涼しげな薄緑色のサヤがぷっくりと風船のようにふくらんでくる。
完熟したサヤの中には、ハート模様のついた丸い種が3個入っている。この種もかわいい♪
発芽適温が高いらしく、今年は5月下旬に蒔いたけれど発芽せず、あきらめていたら忘れた頃にあちこちで芽を出していた。あわてて早蒔きしないほうがいいようだ。
ドライフラワーにしても趣きがあるので、刈り取って壁に飾ったりする。
それにしても植物の多様さは不思議で美しい。
植物のディーバたちは、根源からの喜びをもって個々の植物をデザインしているという。
フウセンカズラのディーバは、遊び心いっぱいで楽しみながらこの植物を創ったにちがいないと思う。
ほんとうに
かわいらしいこと!
ところで
粘菌。
在りようも
姿も色も
アバンギャルド
で
感心します。
菌類担当のディーバ
に一度お会いして
みたいものです。
菌類って
密教的で
哲学的で
これからの人類の
在り方を
静かに導いて
くれる存在
のように思う
わけです。
菌類について書かれた箇所があります。
土の生命力は土壌の中の微生物によって
もたらされる、という話です。
植物の原型は見えない働き手たちによって
かたちへと現わされてゆく....
そのひとつが土の中の微生物であり、
もう一つは、別次元にいる妖精たち。
「土壌の中に必要な要素は菌類によって
物質化されます。神話の中で、妖精ときのこが
いっしょに出てくるのはそのためです」
(風景の天使より)