例年、完熟しておいしく食べられるのは10月なので、これから2か月以上もかけて、ゆっくりと熟していく。

ひとつの季節の中には、常に次の季節が用意されている。
木々は冬の眠りにつく前に、すでに次の春の新芽を用意し、咲く花の数さえ決まっているという。
はっきりした四季のある地域では、グラデーションのように季節の色合いが移り変わっていく。
今日は30度近くまで気温が上がり、少し蒸し暑かった。本州ではこのところ災害級の暑さだそうで、日本の四季のバランスがこれからも保たれていくのか心もとない。
それでも、季節の微妙な移ろいの中に現れるものたちを見つけるのは楽しい。
草のあいだで小さなバッタが跳ねている。こんなに小さい庭なのに、どこからやってきたのか数十種類の昆虫がいる。今年はまだトンボを見ていないけれど、とっくに飛び始めていい頃だ。
ほおずきが緑色の実をつけている。グースベリーも熟してきた。
初夏の花が終わって寂しくなったけれど、カラミンサが小さな白い花をつけはじめた。これは秋遅くまで咲く花だ。
地上で命を共有するちいさなものたちの、こうした変化を見過ごさずにいようと思う。季節はいつもあっという間に過ぎてしまうのだ。
近くの公園で
トンボを見ましたよ。
地中には
微小な虫さんたちも
たくさんいるそうですね。
たくさんのいのちが
つながりあって
生きている。
Sachikoさんのお庭
楽しみです♪
庭は花が少なくなったけれど、残っている花でまだ数種類の蜂さんが働いています♪