鳥の羽根のようなかたちが空に拡がる。

雲の造形は毎瞬描き変えられ、二度と同じ姿にはならない。
ふだん、どれほど多くの美しい空の姿を、気にも留めずやりすごしているだろう。なんだかもったいないことだ。
こんな話を何かで読んだことがある。シュタイナーだったと思うが、違ったかもしれない。
…空の雲はいつか遠い未来において、人間にその肉体を提供する用意がある…
ああ.....そうなのか?
ということは、その遠い未来には、今のような姿かたちをした人間はもう地上からいなくなっているのだ。
その頃、雲が見下ろす地上はどんな様子をしているのだろう。
それでも“人間”という存在そのものは、いなくはならないのか.....
そして、遠い未来に人間が住むことになるのなら、今現在も、誰かがそこに宿っていても不思議はないのではないか....そんなことを思った。
ひるの空
よるの空
空を見上げることで
自分の中のズレが
調整されるような
気がします。
雲に
何かが宿っている
のか・・!
わくわくする。
飛行機から
雲海を見ると
ダイブしてみたく
なりますが
いつか遠い未来には
ヒトのよりしろに
なる。
すてきだ・・。
また、谷川俊太郎の詩の一節を思い出したりして...
空の青さをみつめていると
私に帰るところがあるような気がする
夜の空には今、ますます明るくなった火星が輝いてますね。