
地植えだと大木になるそうなので鉢植えにしてある。
エルダーのドイツ名ホルンダーは、グリムのメルヒェンに出てくる「ホレおばさん」の名前から採られたとか(それともホレおばさんの名前がホルンダーからとられたのだったか...?)。
ホレおばさんの原型は、地母神的な豊穣の女神だったらしい。
ホレおばさんは、私が子どもの頃一番好きだったグリム童話で、何度もくりかえし読んだ。
ホレおばさんが羽根ぶとんをふるうと、下界では雪が降る。ヒロインは井戸に飛び込んでホレおばさんのいる世界へ行ったのに、地下ではなく天上になっているようなのが不思議だった。
精霊が棲むので枝を切ると祟るなど、メルヒェン以外にもこの木には伝説が多い。
イエスが磔にされた十字架も、ユダが首を吊ったのも、ニワトコの木だと言われる。
アンデルセンの童話には「ニワトコおばさん」というお話がある。
ニワトコのお茶を飲んでお話を聞いた男の子が、ニワトコおばさんが姿を変えた少女といっしょに美しい旅をする話だ。男の子にお話を聞かせた独り者のおじいさんは、アンデルセン自身を連想させる。
ひとつの木、ひとつの花の背後に、たくさんの言い伝えや物語がある豊かさ!
エルダーフラワーのハーブティーは風邪などに効き、香りのいい花から作るシロップはとてもおいしいという。一度作りたいと思っているけれど、小さな鉢植えではまだシロップを作れるほどたくさんの花が咲かないのだ。
ハーブのことを
よくご存じですね!
今、我が家にも
エルダーフラワーの
ハーブティーがあります。
直感で買い求めました。
風邪などのよいのですね。
ふむふむ。
ああ、それにしても
このお天気の悪さ・・。
すかっと晴れてほしいですな。
ほんとに、これが梅雨というものなのか...という天気でしたが、明日あたりから回復しそうですね。