2020年09月20日

帰ってきたヒメアカタテハ

今年もヒメアカタテハが姿を見せた。
去年より一か月以上遅い。

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世代交代しながら長い距離を渡る蝶で、ヨーロッパとアフリカ大陸のあいだを移動することが知られている。
旅の途中で生まれた次の世代は、自分たちがどこへ行くのかを知っている。

この継続性は謎とされているが....
動物は人間のように、各個体の中に自我を持っているのではない。(※ペットとして飼われている犬は、疑似自我のようなものを持つという。)
蝶はあのケシ粒のような小さな脳で考えて行動しているなどと思うと見誤る。

昆虫の自我は高次元にあって、種全体を見渡しながら個体の生態を司っている。言うところのディーバの領域だ。

アリやミツバチの生態が人間の知性をはるかに超えているように見えるのはそういうことなのだ。

そのヒメアカタテハのディーバが、一部の個体に「今年もあの庭に行くといいよ〜♪」と言ってくれたのなら嬉しい。
  
posted by Sachiko at 21:35 | Comment(2) | 自然