2020年06月23日

夏の夜の夢

シェイクスピアの「夏の夜の夢」、夏の夜がいつなのかについては諸説あるが、私はやはりヨハネ祭のイブだと思いたい。

地方にいるとシェイクスピア作品を舞台で観る機会はめったにない。
「夏の夜の夢」はかなり昔、バレエ版を二つ観たことがある。

ひとつは英国ロイヤルバレエ団によるもので、もうひとつはリンゼイ・ケンプバレエ団の作品を映画化したものだった。

何となくイギリスの夏を連想してしまうけれど、作品の舞台はギリシャで、アテネ近郊の森だ。

ハーミアとライサンダー、ヘレナとディミトリアス、妖精王オーベロンと女王ティターニア、ロバ頭の織工ボトム、そしていたずら好きな妖精パック。

パックが持ち込んだ惚れ薬のおかげで、人間たちと妖精たちがおかしな行き違いを起こして大騒ぎ。

舞台劇でもバレエでも挿絵本でも、「夏の夜の夢」は、これぞ妖精の世界のイメージそのもののように、ほんとうに美しく楽しい、

メンデルスゾーンの〈夏の夜の夢〉の中の『妖精の歌』は、夏至前後のこの季節には必ず聴きたくなる。


  
posted by Sachiko at 22:14 | Comment(0) | 妖精