2020年05月03日

ギョウジャニンニク

家の裏に植えてあるギョウジャニンニクが大きくなってきた。

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本州では高山にしか生えていないらしい、北海道の春の山菜の代表格だ。
卵とじや辛味噌炒めなど、ごま油を使って調理するとおいしい。

近年は大きさの揃ったハウス栽培物が春先からスーパーで売られているが、栽培したものはどこか風味が弱い。

我が家のものも、植えっぱなしでもちろん肥料もやっていないのに、野生の味にはならない。
足りないのは、やはり力強い山野の精霊たちのはたらきだろうか。

かつては多くの人が山へ採りに行き、それぞれ秘密の場所を知っていたりした。以前、そんな場所のひとつを教えてもらって採ってきたこともある。

でも近年は乱獲のせいで野生のものはとても少なくなってしまったらしい。根を残しておけば翌年も生えるのに、根こそぎ持って行ってしまう輩が後を絶たなかったのだ。

家に植えてあるものは、実は数年前に知人が苗(?)をくれたのだが、持ってきたときの状態から見て、たぶんどこかの山中で根こそぎ採ってきたものかと推測する...(>_<)

アイヌ語ではプクサ、またはキトピロとかヒトビロなどと呼ばれ、傷や炎症の薬としても使われていたという。
自然界では稀少種になりつつある春の味、よく味わって食すことにしよう....
   
posted by Sachiko at 22:18 | Comment(0) | 北海道