
長く寒い冬が明けたあとの春は、ことのほか嬉しく、輝いて見える。
が、この冬はさほど寒くも長くもなかった。
せっかくスノードロップが咲いたのに、どこかで「ああ...もう春か...」などと思ってしまっている(-_-;
熟睡できないまま夜が明けて、「ああ...もう朝か...」と思う感じに似ている。
雪の降らない地方、冬でも何かの草や花を見ることができる地方では、冬と春をどこで区別するのだろう。
凍てつく冬と、最後の雪をつらぬいて光が輝き出るような春のコントラストが美しいのに...
この冬は、真冬日も長続きせず、何度も雨が降り、くっきりしたコントラストが味わえなかった。
家の裏ではふきのとうが顔を出している。
冬は終わってしまった。気を取り直して春を楽しむことにしよう。
イースターまであと1か月を切っている。