クリスマスからエピファニーまでの12聖夜、これは13聖夜という呼び方もあり、正確にいつからいつまでなのか...と思っていたが、ある文献にこのような記述を見つけた。
クリスマス・イブが1で、25日のクリスマスの夜から1月6日のエピファニーの朝までが12夜。
1+12で、13...。そういうことだったのか。
少し不思議なこんな話がある。
古い時代、ヨーロッパ北部の国々では、この期間を「年の間」と呼ぶことがあった。
1か月は、新月から新月までの29日半と見なされていた。
29日半が12回で、354日。約365日の太陽年が終わるまでに12夜ある。
暦には一種の間隙があり、この間には元々日付がなかったという。
つまりクリスマスの後の12夜は、時間ではなく空間だったのだ。
古いルーン暦では、この期間は「年の間」とされていた。
時間が空間に変わる特別な期間....
マヤ暦にも「時間をはずした日」というものがあるが、古い叡智はそのような空間に、現代人には計り知れないどのようなものを見ていたのだろう。
2019〜2020年の12聖夜は特に重要だと感じるので、今年は、日本の年末年始は何かと慌ただしくて...などという言い訳はせずに心して過ごしたいと思う。
きょうダビデの町で、あなたがたのために、
救い主がお生まれになりました。
この方こそ主キリストです。
あなたがたは、布にくるまって飼葉おけに寝ておられる
みどりごを見つけます。
これが、あなたがたのためのしるしです。
すると、たちまち、その御使いといっしょに、
多くの天の軍勢が現われて、神を賛美して言った。
「いと高き所に、栄光が、神にあるように。
地の上に、平和が、
御心にかなう人々にあるように。」
ルカ福音書 2.11-14
Merry Christmas♪♪♪
2019年12月24日
12聖夜の過ごし方
posted by Sachiko at 14:17
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