2019年12月19日

「マッティ、旅に出る」

「マッティ、旅に出る」(カロリーナ・コルホネン)
シャイで人見知りの典型的フィンランド人、マッティが旅に出た。
そしてやっぱり・・・
「マッティは今日も憂鬱」の続編。

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・空港ロビーで
座って待とうと思ったら満席。
(正確には、ひとつ置きに席は空いているが...それでは隣の人に近すぎるのだ)

・聞き間違い
「ARE YOU FINISHED?(お済みですか?)」
「YES I'M FINNISH(はい、フィンランド人です)」
食べ終わっていないお皿を下げられる....

・値切り方がわからない
言い値で買ってしまい、相手が(いいの?)と不審そうな顔...

(ちなみに私も、値切り文化のある南国へは行きたくない。
昔イタリアで、値切るのが面倒で少し高めのものを値札通りに買ってしまったことがある。
でも最近、ヤマダ電機での値切り方を覚えた...)


今回はマッティの家族も登場。マッティ妻は....やっぱりフィンランド人。
 知 人 :「その帽子、いいね」
マッティ妻:「これはもう古くて...ごく普通のもので....」
必要以上に謙遜。

・社交辞令が通じない
知  人:「マッティ、今度遊ぼうよ」
マッティ:「では来週の木曜はいかがでしょうか」
知  人:「あ...いや.....」

(ちなみにうちの夫は、京都で知り合った人に「家に寄ってお茶でも飲んでいきなさい」と言われ、ついて行ってお茶飲んできたというツワモノである。)

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・訳者あとがきから
目立つことが苦手、馴れ馴れしいのが苦手、人を押しのけるのが苦手....なマッティは、「憂鬱」の反対側に、日々の暮らしの中の「好き」もたくさん持っている。
アイスクリームが好き、コーヒーが好き、夏の休暇が好き....

「マッティは、憂鬱を感じ取るのと同じ繊細さで、『好き』という気持ちもまた、大切にしながら生きています。」

「“フィンランド・スマイル”には嘘がありません。ほんとうに笑いたいときだけ笑うマッティは、自分がうれしいのはどんなときなのかを、ちゃんと知っているのでしょう。」
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賑やかなのが好きでも、静けさが好きでも、どちらでもいいのだ。それが自分の「ほんとう」なら。
自分の「好き」を、自分の「ほんとう」を、大切にしている.....それが幸福の鍵なのかもしれないと思う。
  
posted by Sachiko at 21:47 | Comment(2) | 絵本