2019年12月08日

「ぴちぴちカイサとクリスマスのひみつ」

「ぴちぴちカイサとクリスマスのひみつ」(アストリッド・リンドグレーン作 イロン・ヴィークランド絵)

kaisa.jpg

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小さいカイサは、トムテが暮らしていそうな可愛い家におばあさんと二人で住んでいます。
カイサは赤ちゃんのとき、かごに入っておばあさんの家に置かれていたのです。

おばあさんは、赤と白の縞もようのキャンディを作って市場で売ります。
でもある年のクリスマスの前に、おばあさんがころんでケガをしてしまいました。
市場でキャンディを売ったり、クリスマスのしたくは誰がするのでしょう。

「あたしが、やるわ」とカイサが言いました。
キャンディも、カイサが売ります。暗い朝、カイサはしっかり身支度をして市場へ出かけました。
みんながこの小さな売り子のいる店で買いたがり、キャンディは全部売れたのです。

カイサはおばあさんがないしょでお店に頼んでおいたプレゼントの箱を受けとり、おばあさんへのプレゼントも買いました。

こうしてカイサとおばあさんは、すばらしいクリスマスを祝いました。
外は雪、庭には天使がいっぱいです....

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アストリッド・リンドグレーンとイロン・ヴィークランドのおなじみのコンビによるクリスマスの絵本で、リンドグレーンらしい、暖かで可愛らしいお話。

おばあさんが作っていたのはこんなキャンディで、これよりもっと大きいものだと思う。(これはミニサイズ)
こちらのクリスマス市場でも売っていた。

candycane.jpg

部屋がひとつと台所がひとつ、それに小さな裏庭(桜の木が一本とグスベリのしげみ)があるだけの小さな家だけれど、しあわせなカイサはすばらしい家だと思っている。
カイサは毎晩寝る前にお祈りをとなえていた。

 うちの まわりを てんしが あるく
 二本の きんの ろうそくと
 本を 一さつ 手に もって
 イエスさまの みなの もとに
 おやすみなさい

今日から第二アドベント、雪が降る真冬日だった。
アドベントの期間は、家の周りを見回る天使の気配を静かに感じてみたいと思うけれど....
  
posted by Sachiko at 22:35 | Comment(0) | 絵本