2019年12月04日

真冬日

今日は一日中氷点下、やっとこの季節らしい真冬日になった。

雪景色は、静寂が目に見える姿をとったもののように見える。
早朝の朝陽を浴びた雪はシャンパンゴールドに輝いて、表面の細かな粒子は虹色に煌めく。
陽が沈んだあとには、これ以上ないほど澄んだ青に染まる。

できれば街を離れて、木々と真っ白な雪原だけの景色を見ていたいと思うけれど、この時期では遭難するかもしれない。

ライラックの葉はほとんど落ちてしまったが、枯れ色の中に、まだ緑色を残している葉もある。
こういう色が美しい。葉っぱの緑は生命の色だ。
最後の残照が消えるように、緑が生命界に還っていく。

本来なら11月半ばには根雪になっていていいはずなのに、近年は根雪がだんだん遅くなっている。
こんなに冬が短くなると、十分に深い眠りを経ないまま目覚めてしまうような不全感が残る。

雪と氷点下が続き、空気がキーンと鋭く透き通る、そんな熟成した冬が必要だ。

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静かなアドベント、今年のヘクセンハウスはチョコレートカラーで♪

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posted by Sachiko at 22:28 | Comment(2) | 季節・行事