2019年12月06日

自然霊と友だちになるために・4

「NATURE BEINGS」(Margot Ruis著)から。

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水の精に会いたいなら、まず彼らが住んでいるエレメントと波長を合わせるのがよいでしょう。水の音と調和した瞑想が役に立ちます。

私たちは水から多くを学ぶことができます。
小川や滝は、何ものにも執着しません。必要なときに必要なすべてが来ることを信頼しているのです。

水は、どこにいようと完全にそこに存在します。
滝の中にいるときには源泉のことを考えたりせず、川でどうなるかを思い煩うこともなく、ただ純粋に滝であり続けます。
知らない場所に流れ落ちるときも、ゆだねて信頼しきっています。

水はどんな形にも固着せず、どんな形にもなります。
水差しの中では水差しの形、グラスの中ではグラスの形、そして小川では地形が促すとおりに次々と形を変えながら流れます。

水は自由に形を変え、柔軟で、まさにそのために損傷を受けることがありません。水を打ち砕こうとしても意味がなく、水は打撃を回避して元に戻ります。

とても柔らかいけれど極めて強いエレメントであり、限りない忍耐力を持っているので常に勝利します。岩は抵抗することができず、しまいには砂になります。

あなたが水のように柔らかいときには、あなたの道にある石の硬さを感じないでしょう。あなたは水のように、いともたやすく自然にそれらの周りを流れてゆくのです。

もし今私たちが困難な状況にある場合、くり返し水に耳を傾けて水と共に流れてゆくなら、水から学ぶことがたくさんあります。

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「水は方円の器に随う」
このことわざは世界共通なのだろうか。
ここまではまだ水の精たちは出てこないけれど、水という存在についてあらためて意識を向けると深いものがある。
まさに、人間は水に同調することで多くを学べる。

岩は一時的に強いかもしれないがやがて砕ける。水は傷つかない。なるほど....
水の在りようとそのイメージから、しだいに水の精たちが姿を現すのを待ってみよう。

水はいのちの源であり、地球は水の星だ。
柔らかで強い水の精たちが女性の姿をとることも頷ける。
  
posted by Sachiko at 22:26 | Comment(0) | 妖精
2019年12月04日

真冬日

今日は一日中氷点下、やっとこの季節らしい真冬日になった。

雪景色は、静寂が目に見える姿をとったもののように見える。
早朝の朝陽を浴びた雪はシャンパンゴールドに輝いて、表面の細かな粒子は虹色に煌めく。
陽が沈んだあとには、これ以上ないほど澄んだ青に染まる。

できれば街を離れて、木々と真っ白な雪原だけの景色を見ていたいと思うけれど、この時期では遭難するかもしれない。

ライラックの葉はほとんど落ちてしまったが、枯れ色の中に、まだ緑色を残している葉もある。
こういう色が美しい。葉っぱの緑は生命の色だ。
最後の残照が消えるように、緑が生命界に還っていく。

本来なら11月半ばには根雪になっていていいはずなのに、近年は根雪がだんだん遅くなっている。
こんなに冬が短くなると、十分に深い眠りを経ないまま目覚めてしまうような不全感が残る。

雪と氷点下が続き、空気がキーンと鋭く透き通る、そんな熟成した冬が必要だ。

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静かなアドベント、今年のヘクセンハウスはチョコレートカラーで♪

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posted by Sachiko at 22:28 | Comment(2) | 季節・行事
2019年12月03日

「モミの手紙」

アメリカの詩人ロバート・フロストについては、以前「白い森のなかで」という絵本を紹介したことがある。

冬の静かな喜びについてうたうときは右に出る者はいないと言われている詩人だが、この絵本では、純粋な美や喜びの世界に、すこし違ったトーンが入りこんでくる...

「モミの手紙」(ロバート・フロスト作、テッド・ランド絵)

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冬も近いある日、香りのよいバルサムモミの山を持っている“わたし”のところに、町の商人がやってきた。
男はクリスマスツリーが欲しいのだと言う。


《彼らは、モミの木。断じてクリスマスツリーではない。
切り倒して金に替えようなんて、金輪際考えたこともない。》

《クリスマスツリーになって、いくばくかの金に交換されることをバルサムモミの木が知ったら、どんなに嘆くだろう。
おまえたちは、ここにいることで、大事な、たくさんの仕事をしている。
生きているからこそ美しく、立派なのだよ。》


たとえ高値がついても売る気はないが、“わたし”は男を案内して山へ入った。
男は木の品定めをして、1000本の木に対し、ただ同然の値を提示した。
売る気はないがどう考えても変だ。そんな取引は間違いだ。


《わたしは、この香りのよい、美しいバルサムモミの木を誰かに見てもらいたくなった。
そうだ、友だちに手紙を書く用事があった。
自慢のバルサムモミの木をまるごと一本絵に描いて送ろう。手紙に添えて。》

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posted by Sachiko at 21:44 | Comment(0) | 絵本
2019年12月01日

アドベントは廻る

今日からアドベント♪
アドベントカレンダーの窓をひとつ開ける(※右下)。

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グレゴリオ暦で統一される以前のはるか昔、それぞれの文化において新年の始まりは違っていた。
日本でも旧暦というものがあったし、マヤ暦では夏に新年が始まり、ケルト暦では11月1日から始まった。前夜のハロウィンはいわば大晦日だったのだ。

アドベントから新年が始まるという説もある。
日本では何かと気ぜわしくなるこの季節、地球には特別なことが起こっている。

夏のあいだ外で活動していた自然霊たちは地球内部に還る。
「冬の間、地球はもっとも深い意味において地球そのものであり、地球を地球たらしめているものを開示します」(「四季の宇宙的イマジネーション」R・シュタイナー)

木々は葉を落とし、草は枯れ、その上を雪が覆う。
地球そのものが立ち現れる冬という季節と、聖夜に向かうアドベントの特別な気分を、巷の喧噪の中に忘れ去ってしまわずにいるには多少の意志の力が必要だ....

それでも、人間にとってこの季節に耳を澄ます価値は大きいのだと思う。
アドベントの気分を助けるように、今週は一気に真冬の寒さになりそうだ。
  
posted by Sachiko at 22:17 | Comment(0) | クリスマス