2019年10月10日

動物と自然霊

『Lord of the Elements』(Bastiaan Baan著)から。
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動物は通常、異なる領域の自然霊を認識することができ、その存在に反応する。
ヨドカスが白鳥のために小さなダンスを踊るとき、いくらかの相互作用があることを、白鳥たちの行動から知ることができる。

アニー・ヘルディングは、ヨドカスを異なる色や形で描いた。
彼が黒服に身を包んだように見えるとき、彼はコウモリに似る。ダリアの前に立つと、オレンジ色に変わる。
そして時々、彼は大きなリスの尾を持つ自分をイメージして、リスに似た姿に変わる。

彼女は水彩画で、彼が様々なイメージ豊かな外観に移行するようすを描写しようとした。

「ヨドカスは私に近づいてじっと見つめると、彼の黄金色のスーツはカメレオンの皮膚のようにゆっくりと色を変え始めました。

彼は緑がかった黄色から茶色がかった黄色になり、しまいにゼリーのように透明になりました。
コーボルトの輪郭をぼんやりと見ることができましたが、最後に彼はすっかり消えてしまいました。」

自然霊たちは、ある範囲において姿を現したり消したりする能力がある。イメージで描かれた絵でノームが身に着けている衣服もまた象徴なのだ。

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動物たちはやはり自然霊を認識することができるようだ。
背後に自然霊たちがいることを認識しながら動物の動きを見ると、世界はまた別様に見えてくる。

枝の上で不思議な動きをする小鳥や、素早く木を駆けのぼるリス、編隊のかたちを変えながら飛ぶ渡り鳥の群れ....

色や形を変えながら素早く動くコーボルト(ノーム)たちを、固定した姿で捉えることは難しそうだ。

以前の記事で、ウルスラ・ブルクハルトがノームの蝋人形を作って、これは像にすぎないと言ったことを思いだす。
塑像や絵本などに描かれている小人の姿は象徴なのだが、背後にいる彼らの実在に意識を向ける入り口にもなるのだろう。
  
posted by Sachiko at 22:09 | Comment(2) | 妖精