2019年09月25日

自然災害と元素霊

『Lord of the Elements』(Bastiaan Baan著)から。

このところ世界的にも自然災害の規模が大きくなっていると感じる人は多いと思う。
本の中では、2004年のインドネシアでの地震と津波を例に、自然災害について一章が割かれている。

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元素霊を研究することで、自然災害が地球全体を揺るがすときに何が起こるかが自然に明かされる。
巨大地震と津波のような混乱のとき、地球には何が起きているのだろう。

科学者はその後、地球の自転に不規則性を発見した。地球が動揺し、生物全体が揺さぶられたかのようだ。

生物学者は、クジラやイルカなどの海の哺乳類、また陸上の多くの哺乳類がどうやって生き延びたのかを考えた。
スリランカの自然保護区では数百人の死者が出たが、保護区の動物たちは免れていた。どのようにしてか、彼らは自分自身を救う能力を持っていた。

多くの動物が自分自身を助けることができたことについて、生物学者は懐疑的だったが、それはほんの偶然というものではなかった。

かつてルーマニアでこのような事件があった。
町のまん中にある大きな池で、無数の魚が水面から跳び上がっていた。数分後、大きな地震に見舞われ、町は壊滅した。
このような時、動物たちは何を知覚するのだろう?

シュタイナーは、動物には特定の事柄を知覚する身体的能力だけでなく、本能的な霊視力もあると言っている。
自然災害の直前に、エーテル界では何が起こっているのだろう?

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動物が地震などを予知する話は、日本でも古くからある。科学者は、人間には感じられないかすかな振動を知覚するのだろうと言う。でも単に物理的な振動なら、車の往来が多い場所でも起きる。

「エーテル界では何が起こっているのだろう?」
現代自然科学はまだ、物質界しか研究対象にしていない。それ以外の世界については“非科学的”と排除されてしまう。

人間が傲りを捨て、科学の限界を超えて動物たちのあとをついて行ってみたら、何が起きるのだろう。
人間界で災害と呼ばれる現象において、自然霊たちはどのように関わっているのだろうか。

科学が触れようとしないそれらの領域に分け入らないかぎり、人間の古い頭脳ではもう限界にきている気がするのだが.....
この本が出たのは2006年で、2011年の地震と津波はまだ起きていない時だ。
  
posted by Sachiko at 22:16 | Comment(2) | 妖精