2019年07月20日

木の時間

「NATURE BEINGS」(Margot Ruis著)から。

木のディーバたちは長い年月を生きるが、彼らは私たちとは違った時間の概念を持っている。

木を生かし続けるために300年ものあいだ一つ所に立っていることは、痺れを切らすほど退屈に思えるかもしれないが、それはエルフたちにとってはまったく違った経験なのだ。

二本の菩提樹がある。一本は700年を経た巨木で、そのディーバは60歳くらいの女性の姿に見え、力強く母性的なオーラは、始原の母なるものという印象を与える。

もう一本は庭の若い菩提樹で、植えられた時、そのディーバは14歳くらいの少女に見えた。その後彼女は木とともに成長し、輝く若い女性になった。

彼女は地球のエネルギーを樹冠から流し、枝を通して環境の中に導く。彼女の木の下と周りは、すばらしい波動を持つ特別な空間だ。

齢を経た木と若い木がともに具現化していることは、彼らが属する種の木の智恵だ。地球に木が存在するようになって以来、木の智恵は成長し続けている。
木のエルフが若くても、彼女は先祖の智恵につながっている。

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樹種にもよるけれど、多くの木は人間よりもはるかに長い時を生きる。しかも木は動かずにそこに立ち続け、成長し、昆虫や鳥や小動物などを養う。齢を経た巨木は特別なエネルギーを持つ。

人間はあらゆるものの時間を人間時間(時計の時間)で計ろうとするが、木のディーバは人間とは違う時間の中に生きている。

日常ではこのような時間のことを思うのは稀だ。
でも他のどんな存在もまたそうなのだろう。時計では計れない、それぞれに内在するそれ自身の時間がある。

ごく短い寿命に見える生きものでさえも、内的な時間から見れば、長い命を持つものと変わらない宇宙的な質を生きているのではないかという気がする。
   
posted by Sachiko at 21:28 | Comment(2) | 樹木