2019年07月17日

アカハナカミキリ

赤褐色のアカハナカミキリ。

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これも全国どこにでもいる普通種らしいが、体長2センチほどの小さな虫なので、見つけようとしなければ見つからない。

それにしても、甲虫の仲間のつややかな翅は美しい。この色合いは漆細工のようだ。フォルムも美しい。
長い触覚が牛の角に似ているので、カミキリムシは漢字で「天牛」と書く(別の漢字も幾つかある)。

カミキリムシも、かつてはどこにでもいて誰でも知っている虫だったと思う。

それにしても、空き地で遊ぶ子どもの姿を見なくなって久しい。空き地に見える場所も実は誰かの所有地で、入ってはいけないという考えが徹底したのか、空き地で遊ぶほど暇ではないのか、それよりもゲームなのか...

小さな自然でさえこんなに生き生きと美しいのに、それらに触れることは命を強めてくれるのに、ゲームで時間をつぶすのはもったいない。

春はタンポポ、夏はシロツメクサの花輪を作った空き地、作り方を教えてくれたのは誰だっただろう。たぶん年上の子どもたちが代々伝えていったのだ。

都会のささやかな自然だった場所も激減し、クワガタもセミの抜け殻も見つからなくなり、昆虫同様、昆虫少年も稀少種になってしまったらしいのは寂しいことだ。
  
posted by Sachiko at 21:52 | Comment(2) | 自然