2019年05月24日

地の精たちの名前

懲りずにまたこんな本を買ってしまったのだが....
『Lord of the Elements』(Bastiaan Baan著)

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届いてみたらけっこう分厚かった(>_<;
230ページ超の本を1ページ目から一字一句訳す気力はなく....
わからないところはすっ飛ばして、概略がわかればいいか....と、適当なところから読み始めた。

その中の、パラケルススが述べている四大霊の話から、地の精について。

『…ピグミーという名前は、元はアフリカの民族名ではなく、ノームやコーボルトといった地の精たちを指していた。
鉱物の「コバルト」の名前がコーボルトに由来することを、多くの人たちは忘れてしまっている。昔、コバルトはコーボルトからの贈りものと見なされていたのだ。

地の精たちは、土地が変われば違う名を持つ。
スカンジナビアではトムテ、ロシアではカルリク(!)、オランダではカボウター、スコットランドではブラウニー、アイルランドではレプラホーン....

これら地の精たちは、自然界の多くの場所を住処とするだけでなく、人間の家にも住んでいる。
ドイツやオーストリアにいる“ヴィヒテル”は、家の小人だ。

地球上のどこでも、私たちは地の精たちに出会う。
岩石や鉱物、金属の鉱脈、根の中...そればかりか家の中においても。石や木や金属は、それぞれに結びついた霊的存在を持っている。』


カルリクの名前が出てきた♪
トムテ、ブラウニー、レプラホーンなども、伝説や物語の中でおなじみの名前だ。
コバルトの語源がコーボルトだとは知らなかった。

地の精の仲間たちが、水の精や空気の精よりも物語に登場することが多いのは、やはり彼らが人間と関わりたがっていて身近に知覚されやすかったからだろうか。
カルリクの名前が出てきたように、この本ではウルスラ・ブルクハルトについても少し言及されている。

サブタイトルに「キリスト教と自然を織り合せる」とあるように、この内容では日本語版は出そうもない。
ヒルデガルト・フォン・ビンゲンのことや、カバラや錬金術の話、神話や詩、霊視者が描いた精霊たちの絵など、あやしくも興味深いものが盛りだくさんで、これも楽しみ♪
  
posted by Sachiko at 21:49 | Comment(2) | 妖精