2019年04月19日

月の貴婦人

ウルスラ・ブルクハルト「Karlik−Encounters with Elemental Beings」から。

地球内部の太陽の祭りの後、偉大な妖精である月の貴婦人(Moon Lady)が踊りはじめる。彼女は春に妖精たちやエルフたちによって踊られることになるものを先んじて踊り、それによって新しい植物のかたちを指し示す。

彼女は種の精霊によって捧げられたかたちを踊る。
そして、大地に帰っていたノームやエルフたちを、太陽に向かって目覚めさせるのだ。

月の貴婦人を見た者は誰でも、その呼び声に耳を傾け、アース・スターリングス・フェスティバル(※)で働くように促される。安らぎに満ちたところから、活動への高まりがやってくる。
そのような祭りは、すべての大地の創造を照らし導く。


春に、眠っていた種から現れる植物のかたちは、妖精たちの踊りによって作られる...なんと美しい光景!

今日は満月。イースターは移動祝日で、春分の日のあとの最初の満月の次の日曜日だ。つまりイースターは必ず月が欠けていく時期なのだということに、今更ながらふと気がついた。
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※実はこの祭りの章、どうにもうまく訳せずにすっ飛ばした個所があった^^;

『アース・スターリングス・フェスティバル(Earth Stirrings Festival)』、これは一年の早い時期の祭りで、この祭りの次にイースターが来るという。
直訳すれば、大地が活気に沸き立つような祭り...?

話の前後からすると、これは世の中にある祭りではなく、妖精たちの世界の祭りのように見える。
「ほとんどの人はこの祭りを直接体験することはできない」と書かれているのだ。

もうひとつは、11月の祭りと言われている『Festival of Mist Wisps』こまかい霧の祭り...?

英語が堪能な方に助けを求めたところ、次のような訳語を頂いた。

『Earth Stirrings Festival』「蠢く(うごめく)大地の祝祭」
これはちょうど、土中にいた虫たちが動きだす啓蟄のころに相当するのではないかとのこと。確かに、啓蟄はイースターの少し前だ。

『Festival of Mist Wisps』は、「霞の細束の祝祭」
これもいかにも妖精界の祭りのように繊細で美しい。

(Kさん、Tさん、ありがとうございました。)
  
posted by Sachiko at 21:26 | Comment(2) | ウルスラ・ブルクハルト