2019年04月14日

野菜のお祭り

ウルスラ・ブルクハルト「Karlik−Encounters with Elemental Beings」から。

「祭は種だ」とカルリクは言った。
「祭から新たなものが生まれ、その中に次の祭のための輝かしい善なるものを含んだ種が生まれる。」

カルリクは特に植物の祭が大好きだ。ノームたちにとって、祭を祝うことと働くことはひとつである。彼らは自分たちの仕事を愛し、祝祭は彼らにとって創造的な活動の頂点なのだ。

それぞれの種類の植物はそれ自身の心を持っていて、ノームたちは各グループの祭をまとめる。彼らが協力しあっておこなう仕事の喜びは、地球のために働くすべての元素霊たちの上に拡がっていく。

カルリクは野菜のお祭りが大好きで、人間の健やかな幸せをとても気遣っている。
彼はウルスラの手を導き、鍋の取っ手の上に楽しげに座って、彼女がお客をもてなすための料理を作るのを手伝ってくれる。
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「料理する前に、私たちはテーブルの上に野菜をきれいに並べて、そのさまざまなかたちを愛でます。カルリクは野菜の周りで踊り、光の手で野菜たちを撫でて祝福し、人間の栄養となるように差しだします。それから初めて、私は料理の準備に取り掛かるのです。

この台所仕事には、なにか晴れがましいものがあります。もしも主婦が自分の仕事を軽蔑するなら、彼女たちはカルリクを傷つけることになります。」

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料理の前の、野菜たちとの儀式は素敵だ。
たしかに野菜の色や形は多彩で、目に美しく、愛でるに値する。お祭りによって祝福された野菜はおいしくなって身体にもいいだろう。

この野菜祭は日常の中でもできそうだが、今は多くの人が「そんなことをする時間はない」と言うかもしれない。
でもきっと、カルリクの仲間が踊って祝福した野菜で作る料理と、冷凍食品を電磁波で温めたものとでは、まったく違う質を持つはずだ。

現在の科学で物質成分を分析しても違いはわからないだろうが、こうした目に見えない“質”の違いは、やがては個人の生活だけでなく、地球全体に波及する気がする。
  
posted by Sachiko at 22:17 | Comment(2) | ウルスラ・ブルクハルト