2018年09月23日

コバルトセージ

澄んだ濃い青の花を咲かせるコバルトセージ。
花が少なくなる秋口から咲き始め、雪が降るまで咲く。

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サルビア属は耐寒性の弱いものが多いが、このコバルトセージはマイナス20度でも耐えるので、植えっぱなしで毎年咲いてくれる。

薬用や料理用に使われるセージの仲間だ。
サルビアといえば一般には、学校の花壇などでおなじみの赤い花を連想するかもしれない。
実際にはとてもたくさんの種類があり、色も赤系、白系、ピンク系、パープル系、ブルー系など豊富だ。

画像ではわかりにくいけれど、実物はもっと吸いこまれるような青い色をしている。
きれいな水色のサルビア・アズレアという品種も植えてあったが、なぜか今年は消えてしまった。去年間違えて掘り起こしたのかもしれない(>_<)
夏にかけて咲くサルビア・パテンスという品種は、まさに「青」そのものだ。

青い色の花は意外に少ない。
春先のチオノドクサ、初夏から夏のデルフィニウム・ブルーバード、サルビア・パテンス、秋のコバルトセージ。
私の庭に青い花はどうしても欠かせない。

青は天上の色で、一面の青があるところには神的な力がはたらいているという。澄んだ青色の花は、天のひとかけらのような気がする。
  
posted by Sachiko at 21:29 | Comment(2) |