2018年09月16日

ほおずきのリース

こぼれ種で殖えたほおずきが狭いスペースを占領していたので、もう10本以上刈り取って吊るし、ドライにしたのだけれど、まだたくさん残っている。それで更に数本採ってリースを作ってみた。(右側は室内)

wreath1.jpg

漢字で書くと「鬼灯」、なんと魅惑的な名前♪
その名のように、夕刻に見るほおずきは、ほんのりと輝く灯りのようだ。別名は「輝血(かがち)」で、これまたあやしい名前だ。

普通の観賞用ほおずきの実には毒性があるらしい。黄色い実の食用ほおずきを一度植えてみたことがある。英語ではCape Gooseberryというかわいい名前で、味は...甘味があるけれどなんともいえない不思議な味だ。

昔ドイツのレストランで肉料理の付け合わせに、食べたことのない不思議な味の黄色い実がついていたことがある。何だろう?と思ったけれど、その時は似た味のものを思い出せなかった。今思えばあれが食用ほおずきだったかもしれない。

ほおずきが色鮮やかになる頃は、日暮れが早くなる。
夕暮れ時に、ほおずきの灯りを持った小鬼が野を行く姿を想像してみた。これは絵になりそう。
 
posted by Sachiko at 21:42 | Comment(2) | 暮らし