今のところ、小さな余震は続いているものの日常が戻ってきている。まだ大きな余震があるかもしれないということなので油断はできない。
近所のおばさんが振りまいたデマも現実にならなかった。
近所を1件ずつピンポン♪して、「もうすぐ断水になるから水をためておくように!」と言って回っていたのだ。
念のために水を溜めておくのはわるくないが、この種のデマはかなり拡散されていたらしい。
あるところで「!」と思った言葉を見つけた。
「安否確認は、確認したい側の不安を鎮めるためのもの」
おぉ、言われてみればそうなんだ。
実は今回、安否確認の電話やメールによって、夫の携帯のバッテリーがなくなりそうになった。
中には「うちは電気ついたけどそっちはどう?」なんていうのもあって、「もうバッテリーぎりぎりなんだから余計な電話かけるな!」と焦りまくっていた。
まだ少し余裕があった私の携帯は使わずにいた。停電が長引けばこれが最後の通信手段になるからだ。充電のできる場所は長蛇の列だったらしい。
車から電源をとるためのアダプタが手に入ったのでこの件は解決したが、これは心に留めておいたほうがいいと思った。
もちろん案じてくれることは嬉しいのだけど、停電の時に電話やメールを受け取るだけでも電気は消費する。
パソコンに送ってくれた人もいて、これは通電してから読むことができたのでよかった。
まぁ、ニュースに出なければとりあえず生きているのだ。
電気が回復した後で、伯母から電話がかかってきた。
何度も電話したけれどつながらなかったのだという(この年代の人は固定電話派)。固定電話機は、電気がなければつながらない。
いろいろな機能はついているが、これでは昔のアナログ電話より不便じゃないか?と思う。
今日のローカル番組で、オール電化住宅では(全部ではないかもしれないけど)トイレの水を流すにも電気が必要で、停電すると大変なことになるのだと知った。
何でも電気で動かす便利さって、なんだ?
2018年09月12日
地震その後
posted by Sachiko at 22:05
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