ベニシジミがとまっているのはミントの花で、アゲハがとまっているのは、これもミントの仲間のカラミンサの花。

他にはおなじみのモンシロチョウやモンキチョウ、バッタにイトトンボ、赤トンボもいっぱい。珍客はいないけれど、こうしたごく普通に見かけるものでさえ、いつまでおなじみでいてくれるかな、と思うこの頃。
かつてはありふれた虫だったアブラゼミなども、いつからかその声を聞かなくなった。あれ?そういえば....と気がついた時にはいなくなっているのだ。
夏型のベニシジミは、全体に黒っぽく赤みが少ない。シジミチョウはとても小さいので、気をつけていなければ見過ごしてしまいそうだ。
きれいな水色のルリシジミは春によく見かけるが、今頃はもう時期を過ぎているらしい。
花の季節がもうすぐ終わることを知ってか、蜂たちもまた増えてきている。
来月半ばには、大株になったものを整枝したり株分けして、地面にゆとりを作り、チューリップの球根を植える。
チューリップを植え終わったら、ひとまず庭の季節は終わり、雪が降る前にバラなど低木の冬囲いを済ませると、あとは春までお休みだ。
庭のおなじみさんたちも、どこかでいろいろな形態で長い冬を越すのだろう。春一番に飛びはじめた蝶に、今年も会えたね!と挨拶するまで。