
長さ2センチにも満たないほどの小ささ。
たぶん、市街地で多く見られるという小型のアシナガバチの仲間だ。
比較的おとなしい蜂らしいけれど、やはり刺されると毒はスズメバチ級とか。かわいそうだけど駆除したほうがいいのか?と思いつつ、とりあえずほうってある。
この形の巣は、毎年どこかしらに作られているのだ。
電気のメーターについているのを検針員さんが見つけたこともあったし、ハスカップの込み入った枝に付いていたこともある。
秋の終わりには、カラになった巣が地面に落ちていたりして、見た目はカサカサした薄紙細工のような感じだった。
こういうものは、ほんとうに美しい。
自然物の美に感じる不思議な安らぎは、深い深いところで、それが自分と強い関わりがあるのだと知っているからだろうか。
わたしの一部でもある、地球の自然界を共有している小さなものたち.....