2018年06月07日

“喜びをもって為すことだけが正しい”

“喜びをもって為すことだけが正しい”
「天使の言葉」として、どこかで紹介されていた。

これに似た、LOVE IN ACTION という言葉が、フィンドホーンで使われていた。

滞在者は、庭や農園、キッチンなどの仕事を手伝うことになるのだが、そのときに大切なことが、この“LOVE IN ACTION”なのだ。
愛をもって為す....

朝、仕事を始める前に、その日の気分を訊かれる。
はじめは単に朝の挨拶だと思っていたけれど、やがて本当に気分を訊かれているのだと気づいた。

もしもその日は仕事をするような気分ではなく、部屋に戻って寝ていたいと感じたら、それでもいいのだ。愛をもって為せないのなら、無理にしなくてもいい....

日本人がよく言われることがあるようだ。それは、
「日本人は言われた仕事をとても一生懸命やるけれど、楽しそうじゃない...」
.....なんだか胸がチクリとした。

喜びをもってやっているかよりも、きちんと“出来て”いるのか、“こなせて”いるのか、それが重要になってしまう。

気持ちを感じるより仕事そのものが重要で、そのためには我慢とか頑張るとか.....
私はそんな古い日本的慣習には染まっていないつもりだったのに、意外にそうでもなかったのかもしれない。

そんなことも気づかせてくれた LOVE IN ACTION だった。

↓木戸の向こう側がベジタブルガーデン♪
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posted by Sachiko at 21:24 | Comment(4) | フィンドホーン